Twelve-year-old mother -12歳の母-

□4点の攻防
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side heroine.



校内ランキング戦一日目。

出場するつもりなど全くないが、"一応"テニスコートに来ていた。

ていうか、入部云々以前に私女だし…。



大石「やぁ、来てくれたんだね。ありがとう」

『…いいえ』

手塚「お前が桃城と試合をした一年か?」



新たに聞こえた声に振り返ると、いかにも厳しそうな少年(?)が立っていた。

この人が、部長…?



大石「彼は部長の手塚。えーと…」

『…水島』

大石「水島君、ランキング戦に参加してみないかい?」

手塚「桃城の話を聞いてな。一応、Cブロックにお前の場所を作ってある」



手塚先輩に言われてホワイトボードに貼られた対戦表を見ると、確かにCブロックが一枠空いていた。















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