ハイスペック兄弟の日常

□獄寺隼人
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大切なことは相手が十代に相応しいか。
この目で確かめてやる。
俺は木の葉学園に向けて足を踏み出・・・そうとした。


『ぐぅぅぅぅ』


「・・・・・・先に腹拵えか。」
「お前、腹へってんのか。」


俺に話し掛けたのは、オレンジの髪をした目付きの悪い高校生だった。
確か、コイツは・・・。


「ボンゴレ十代候補の兄貴・・・。」


「?ボンゴレパスタが食いてーのか?」
「ち、ちげー!どっちかって言うとたらこスパゲティ・・・」
「そうか、じゃついてこい。作ってやるよ。」
「学校良いのか。」
「良いんだよ。恭弥にはもうメールで言ってあるから。」


恭弥って誰だ。
てか、サボったらダメだろ。
「お前、何て言うんだ。俺は波風一護。」
「・・・獄寺隼人。」
そうこうしているうちに、一護の家についたらしい。
あり?一護って・・・、どこかで会った気が・・・。
「適当に座っとけ。ちゃちゃっと作るから。」
そう言って一護は黒いエプロンを着て、台所に立った。
「・・・不味かったら果たす。」
「そりゃ責任重大だな!」
そう言って一護は笑った。
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