少女の願い BOOK

□2
1ページ/1ページ


―――ここは…?





ってか私死んだの?
確か迷路階段から落ちて、目の前が真っ暗になって…




…あ、てことは、ココ天国っすか?





そーだよねーそれしか考えられないのに何故こんなに景色が殺風景なのだろう?




あれ、まさかの地ごK「おい。」







…ぎゃーーーー!!
閻魔様キター(・∀・)





『なななな何でございましょうか?』





恐る恐る振り向くと、サルのお面を被った大人がいて、




(あ、あやしすぎる…)




背中に冷や汗垂らしながら、後ずさった。
…でも、このお面見たことあるような…





するとお面の人は、遠慮なく私に近づいてきて
「…なぜお前のような小さなガキがこんな所にいる?」
と言われた。




…ん?
小さなガキって、私のことか?
イヤイヤイヤ、私は確かにガキだけど十六歳だからね?
決して小さくはない。




そこまで思ったところでふと自分の目線がかなり下な事に気づいた。

……………え。




急いで自分の手を見ると、そこにはヴィクトリカ顔負けの小さな手があって…




なんかゴシックの世界にトリップしたときと同じシチュエーションだと気づく。





…はっっ!!
このお面の人見たことあると思ったら!?




『あ、の。暗部の人ですか?』


「そうだか?お前は木の葉の人間か?」




はい、決定ーッ!!
私はNARUTOの世界にトリップしたようです。




(…えぇぇェェェェ)

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ