BRAVE10

□第1話
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〜〜才蔵に出会う数刻前〜〜

佐「ツキ 何処に行く」

『ん?? 我か??
 少し外に出てくる。 最近何もないから、暇でな散歩だ。
 まぁ、心配するな。すぐに戻るからな』

佐「本当か?? 帰ったらすぐ、我のとこ来る。 いい??」

『あぁ、いいとも。 じゃぁ、いってくるよ』

そう言うと、佐助をその場に残しツキは九尾の姿で空中散歩に出かけた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜同時刻〜〜〜

神主「伊佐那海早う!!!」

伊佐那海「ハァ……ハァ……で、でもまだみんなが……!!」

神主「よいから急ぐのじゃ!!!!!
   ……おぬしだけは……おぬしだけは生きねばならん!!!!」

神主は伊佐那海を逃がそうと境内の中を走っていた。
ある曲がり角を曲がったところに、一人の男が立っていた。

神主「!!!!!!」

??「逃がしはしない。 出雲の者は皆殺しだ。」

そう言うと、男はクナイを2人にむけて投げた。

神主「伊佐那海!!!」

神主は伊佐那海をかばった。

伊「神主様!!!」

神主「ぬうっ………」

男「チッしぶとい」

そう言うと、また、構える。

神主「……よいか、伊佐那海……
   アレだけは……いかなる者にも渡してはならん。

   信州の……真田幸村殿を頼れ!!……」

伊「……え??」

神主「さきみたま、くしみたま、まもりたまえ
   行け!!!!!」

そういうと、神主は足で床を蹴った。
すると、床に大きな穴が開いた。 伊佐那海はその穴に落ちた。

男「!!!」

伊《……そんなっ……》

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