デュラララ!!
□9ワ!!
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静「なんだ??」
セ「??」
『……誰かが転んだだけじゃないのか??』
静「手、貸した方が……あっ!! おいっ!!」
『セルティ!?』
セルティは、人ごみの真ん中に座り込んでいる女の子を見た途端、走り出した。
ハトリは、思わず追いかけてしまった。
セルティは、女の子の顔を見たいのか、肩を掴んでいた。
セ(まさか……まさか……まさか!!!!)
『………その顔………
(矢切製薬にあった生首じゃないか!!)』
セルティとハトリが考え込んでいると、女の子が悲鳴を上げた。
「いやああああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
『ちょっ!!! うるさい!!! 落ち着いて!!!』
セ「落ち着いてくれ!!
ただ、顔をよく見せてほしいだけなんだ!!!」
セルティがそう言っている間も、ずっと悲鳴を上げていた。