デュラララ!!
□7ワ!!
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『はぁ〜、なぜかすごく疲れた。』
ハトリは、家について早々、ソファに倒れこみ言った。
臨「そんなに、しんどかったの??」
『拷問自体はきつくなかったんだけど、疲れた。』
臨「病み上がりだからじゃない??」
『……解らない……ダメだ、目が開かない……』
臨「ちょっと〜、ここで寝ないでよ。
それに、まだご飯食べてないよ?? 食べないの??」
『………………』
臨「ハトリ??」
『食べる。 晩御飯、なんだっけ??』
臨「メールで言っただろ?? 露西亜寿司で買ったお寿司だよ。
結構、おいしいよ。 ほら、起きて。 食べてみな。」
ハトリはのそのそ起きた。
そして、一口食べた。
『……なにこれ、すごくおいしい……』
臨「さっきから言ってるでしょ??」
『これ、魚だろ??
こんなにもおいしいもの食べたことない。』
臨「俺、ここの大トロが好きなんだよね〜」
『大トロ?? それ、どれ??』
臨「その赤いのだよ。」
『……(モグ×2)
…………おいしい……おいしいな、臨也!!』
ハトリは今までに見たことのない笑顔で臨也に言った。
臨「ハトリ、すごくいい笑顔だね。
今までの笑顔は何か企んでる笑顔なのに、今のはいい笑顔だね。
普通に笑うと、可愛いのに」
『可愛いとか言われても嬉しくない。』
臨「いきなり無表情になるのやめて!!」
ハトリは無表情で答えた。
だが、心臓の音は煩かった。