デュラララ!!

□5ワ!!
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――新羅邸――

『確か、ここで合ってるよな??』
不安に思いながらインターホンを押すと


新「はいはーい、どちら様〜。」


『新羅か?? 俺だ。』


新「もしかして、ハトリ君??
  ちょっと待ってて、今開けるから。」
そう言うとすぐに扉が開いた。
出てきたのは、セルティだった。
そして、いきなり抱き付かれた。


『ちょ、セルティ!! びっくりするだろ』


〖あぁ、すまない。 あまりにもうれしかったから。〗


『うれしかったのはわかったから。
 それより、後ろにいる新羅をかまってあげなよ。
 もう、心ここにあらずって感じで放心してるから』
ハトリがいうと離れて行き新羅を起こした。


新「ごめんね、あまりにもショックが大きかったから。
  まぁ、とにかく入って〜」


『お、お邪魔します??』


〖なぜ、疑問形なんだ??〗


『いや、なんて言えばいいのかわからないから…』


〖自分の家だと思えばいい。
 力を抜いて、リラックスしてればいいんだよ。〗
セルティはそういいながら、頭をなでた。


『…セルティって俺のこと子ども扱いしてるよね。
 別にいいんだけどさ、実際、子供なわけで…』


〖あぁ、違うんだハトリ💧
 ただ、かわいかったから、つい…いやだったか??〗


『…別に……でも、新羅が怖い。』
そう、新羅はハトリに嫉妬していたようだ。


新「ハトリ君は、どうしてここに来たの??
  また、診察??」


『違う。 セルティにお礼をしに来たんだ。
 昨日、手伝ってもらったお礼と送ってもらったお礼をね』


〖そんなこと気にしなくてもいいのに。
 それに、あれは臨也からの依頼の一部で…〗


『でも、お礼がしたい。 俺にできることなら、だけど…』
そう言われ、セルティは少し考えた。
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