デュラララ!!

□4ワ!!
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――朝――


『……あれ?? 俺、いつの間に寝たんだ????』
そうつぶやくと後ろから臨也が答えた。


臨「ソファでテレビを見てたら、横に寝転がって鳥とネズミと遊んび疲れて寝たんだよ。

  覚えてない?? 俺がシャワーを浴びている間の出来事なんだけど。」


『ん〜?? 臨也が出て行ったのは覚えてるんだけど、
 その後に、……そうだ!! 臨也が飲んでるのを飲んでみたくてこっそり飲んだんだ!!
 くそまずかったけど。』


臨「………………………君は馬鹿なの??」
予想外の答えに思わず固まった臨也。


『馬鹿じゃない。 臨也、今日俺本買いに行きたい。』


臨「いいよ。 と言ってやりたいけど…俺、今日約束があるんだよ。
  どこまで行くつもり??」


『一番でかい店。』


臨「誰に聞くの??」


『鳥。』


臨「はぁ〜〜〜〜〜。 いいよ、いってらっしゃい。
  お金は渡しておくから、好きなのかっていいよ。」
そう言って、財布から出す。


『こんなにもらってもいいのか??』


臨「いいよ。 本だけなんでしょ??」


『そのつもりだ。 あと、乗り物代だ。』


臨「電車ね。 新宿から池袋まで行ける??」
ハトリの言ったことを訂正しながら言う。


『ネズミに聞く。』


臨「少しは人に頼りなさい!!!」


『こいつらの方が信頼できる!!』


臨「そんなこと言ってるんじゃないよ!!

  はぁ、まあいいや。 とにかく知らない人にはついていかないでよ。
  これ、この家の鍵。 これで家に入れる。 なくさないでね??」
そういうと、ポケットから鍵を投げ渡す。


『子ども扱いするな!! ありがとう。

 じゃあ、い、行ってきます…。』


臨「うん。 いてらっしゃい。
  困ったら、ドタチンじゃない、門田って人を探して。
  たぶん、助けてくれると思うから。」


『了解した。』
そういうと、家を出た。
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