デュラララ!!

□3ワ!!
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臨也は、新羅のマンションを出た後ハトリを降ろした。


臨「全く……抵抗するのはいいけど別の方法はなかったの??」


『臨也が、俺を抱えなければそんな事にはならなかった』
そう、臨也の顔はネズミや鳥にひっかかれた跡が大量にある。
全部、ハトリの命令で動いたためにできた傷だ。


臨「さて、行こうか。 でも、その前に頼みたいことがあるんだ。」


『なんだ?? 情報か??』


臨「そう。 今ね、この町は物騒でね??
  失踪事件が多いんだよ。
  まぁ、大抵が不法滞在してる外国人とか地方から家出してきたことかが対象でね。
   池袋から渋谷あたりが多いんだ。

   だから、手始めにその情報を手に入れてほしい。
   できれば、裏でどこにつながってるのか、とかもわかればもっといいかな。」


『わかった。 ピィーーーーーーーー』
ハトリは返事をすると親指と人差し指でわっかを作り、口に当て口笛を吹いた。
すると、瞬く間にハトリの周りには鳥やネズミがわんさかいた。


『君たちに情報収集を頼みたい。
 失踪事件のことだ。 池袋から渋谷あたり。 外国人や家出人が多い。
 たぶん、何か乗り物を使うだろう。 連れ込まれたりしているのを見たら教えてほしい。
 その乗り物を追跡。 裏で誰につながっているかもできればでいい。

 ………頼めるか??』
そういうと、鳥とネズミは鳴き声を上げ一斉に去って行った。


臨「何?? 断られたの??」


『違うよ。 やってくれた。 お前もできれば映像がほしいからな。
 こいつも捜索に入れよう。』
そういうと、ポケットからロボットをだし、スイッチを入れ放つ。


『たぶん。 夜になると情報が入るだろう。』


臨「すごい早いんだね。 ていうか、慣れてるんだね。」


『矯正施設の情報だってこれで集めたんだ。』


臨「じゃ、夜になる前に帰らないとね。 急ごうか。」
そういうと、デパートに向けて歩き出した。
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