デュラララ!!

□1ワ!!
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――東京都 池袋――

臨「さて、今日は何かいいことがあるだろうか…」
こんなことを言う人間、折原臨也は池袋に来ていた。

もちろん、喧嘩人形と呼ばれている平和島静雄には会わないように裏路地を通っていた。


そして、一つの路地に差し掛かった時、人影が見えた。


『………ここはどこだ……』
少し近づいたときこう聞こえた。


臨「ここは、東京の池袋だよ。
  どうしたの?? こんなところで一人で」
いきなり声をかけたからかびっくりした表情をした。


『東京………それは6つある都市のうちどこに属している……』
臨也は少なからず、この質問に疑問が生じた。


臨「何の話かわからないけど、ここは日本の首都東京の池袋ってところだよ。」


『……日本??? 首都??? そっちこそ何の話をしている』


臨「……ちょっと待って……君はどこから来たの??(日本を知らない?? そんなことありえない)」


『………西ブロックだ……No.6の外にある……』
どうやら、ここの人間でないことは今の質問で確定した。


臨「……西ブロックってところもNo.6ってところもこの世の中には存在してないよ。」


『何!? だったら………ここは……兄さんも紫苑もイヌカシもいないというのか!?
 ………俺は……』
臨也はこのままではと思ったのか


臨「とりあえず、ここではなんだから俺の家で詳しく教えてくれないかな??
  そのあとで君のお兄さんやほかの皆を探してあげるから。 ね??」
といった。

子供はゆっくりと立ち上がり臨也の後を一定の距離を保ちながらついていった。
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