賢者の石

□クィディッチ!!!
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エルリックは朝早くに起き、セブルスの部屋に向かった。


『セブルス〜。 起きてるか??』
エルリックは返事も聞かずに扉を開ける。


セ「あぁ。 何の用だ??」


『今日一日ゆっくりしてろってアルバスが。
 で、世話係に俺が来たって訳だ。』


セ「休む必要はない。」
と、セブルスは立ち上がりながら言うがよろけてしまっている。


『貧血が一日で治るわけないだろう。
 やせ我慢をするな。 セブルスの授業なら俺がしてやる。
 今日一日、ゆっくりしてろ。 じゃないと、もっと血をもらうぞ。』


セ「脅しになっていませんな。」


『じっとしていろと言ったはずだ。
 どこに行くつもりだ??』


セ「とある人物に聞きたいことがあるのでな」


『はぁ〜〜。 クィレルのことろに行くつもりだな??』


セ「なぜわかった!!」


『あいつらに近づくな。 ここにいる全員を守れるという保証はできない。
 いらないことをして、あいつらを刺激してどうする。』
と、セブルスをベットのある方へ押しながら言う。


セ「だが……」


『だがもくそもない。
 お前はまず、怪我を治してから言え!!
 そんな状態で戦いに出られても足手まといにしかならないぞ??』


セ「…………」


『キツイこと言っていることはわかっている。
 でも、俺は戦いながら守ることが苦手なのはわかるだろう??
 頼む、お前を失いたくない。』


セ「エルリック」


『だから、じっとしていろ。 俺が何とかする。
 いいか?? 部屋から出るな!!!』
そういうと、エルリックは部屋を出た。
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