賢者の石

□飛行訓練!!!
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エルリックは訓練場まで走っていた。


『あっ!! 居た!! ハリー!! ロン!! ハーマイオニー!!』


ハリー「早く!! 始まっちゃうよ!!」


『わかってるよ!! やっべ…早すぎて止まらない!!!!』


ハリー「え!?!?」


『止まれ止まれ止まれ!!』
スピードが速すぎて止まることができず、後ろを向いていたロンにぶつかった。



ロ「イタタ…」


『イッテェ、ごめんよ。 ロン』


ハー「いつまで寝てるつもりなの??
   早く起き上ったら?? 先生来ちゃうわよ??」


『そうだな。 大丈夫か?? ロン』
そう言って、ロンに手を差し出す。


ロ「びっくりしただけで大丈夫」


『悪かったな。 止めるに止めらなくてww』
そう話しているとき、フーチ先生が来た。


フ「なにをボヤボヤしてるんですか
  みんな、箒のそばに立って。 さぁ、早く

  右手を箒の上に突き出して。
  そして、『上がれ!!』という」
それを合図にみんなが一斉に上がれと言い出した。


『上がれ。 さもないと燃やす』
と、ボソッと呟くと箒は手に収まった。


『こいつ、俺の脅しにビビってやがるww』


ハリー「そんなこと言っちゃだめだよ!!」


『だって、この授業受けなくても俺は飛べるよ』


ハリー「???」


フ「さあ、私が笛を吹いたら、地上を強く蹴ってください。
  箒はぐらつかないように押さえ、二メートルぐらい浮上して、それから少し前屈みになってすぐに降りてきてください。
  笛を吹いたらですよ。1、2の―――」


先生の合図の前に隣にいたネビルが飛んでしまった。


『ネビル!!』


フ「こら、戻ってきなさい!」
ネビルは完全に怖がってしまい、どんどん上に上って行く。


『ネビル!! 落ち着けすぐそこに行く!!』
そういうと、エルリックは浮き上がりネビルの箒へ近づいた。
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