賢者の石
□飛行訓練!!!
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朝食後、エルリックはすぐにセブルスの自室に向かった。
『セブルス!!! 薬!!!!』
セ「ノックをせんか!!!」
『いいから早く!!! 俺死ぬ!!!』
セ「なんだ?? 乾いているのか??」
『そうだよ!! ここに来るまでが遠かった!! 早く!!!』
セ「そう急ぐな。 ほら。 それで一日分だ」
『え?? 一日分しかないの!!!』
セ「そんな調合の難しいもの!! ポンポンとできるわけないだろう!!!」
『まぁ、いいや。 今日だけでも効果があるのなら』
そういうと、蓋を開け飲み干した。
『ぶえ……まずい……』
セ「文句を言うな!!!」
『わかったよ!! じゃ、俺授業があるから!!
じゃあね、バイバイノシ!!!』
そういうと、走って部屋を去って行った。
セ「……嵐が去って行った。」
セブルスがつぶやいたことは誰も知らない。