短い夢物語3
□最上級の言葉
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何故なら、目の前に居るチャイナ娘が泣いていたから。
・・・何で、何で、泣いてるんですかぃ?
俺だって、この噂を聞いて、泣きたくなったのに。
「私は・・・銀ちゃんなんかと出来てないヨ。だって、私、好きな人居るアル。」
ーーーそれって、
‘俺かも知れない’って、期待していいんですかぃ?
「私・・・真選組に居るドSな人が好きアル。」
「・・・俺ぁ、万屋に居る夜兎が好きなんでさぁ。」
チャイナ娘の言った‘好きな人’。
それに当てはまるのは確実に俺しか居なくて。
逆に、
俺が言った‘好きな人’。
それに当てはまるのは確実にチャイナ娘しか居なくて。
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