短い夢物語3
□最上級の言葉
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「何企んでるネ。」
「・・・何でもないでさぁ。」
「それじゃ、今の間は何ネ。」
君は俺に顔を近付けて、睨み付けるように俺の表情を見てくる。
「・・・さ。」
誘ってるんですかぃ?
こんなに顔を近付けて。
俺はそう思ったが、口には出さす。
チャイナ娘が首を傾げたのが、物凄く可愛かった。
「・・・そういやぁ、チャイナ娘って、万屋の旦那と出来てるんですかぃ?」
しばらくして、そんな噂が屯所内で流れていたのを思いだし、俺はチャイナ娘に聞いた。
ーーー確か、言っていたのは山崎だったはずだ。
俺はこれを聞いて、思わず山崎を殴りたくなった。
だって、チャイナ娘は俺のでさぁ。
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