短い夢物語6
□大好きが堕ちてくる!
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今年で18歳になる私。彼氏はいない。と言うか生まれてから一人も彼氏が出来たことがない。
好きな物はゲーム。今はバサラにハマってる。そんな私が愛用しているキャラは真田幸村だ。可愛くて可愛くて仕方ない。バサラキャラでは一番好きだ。
けれど、こんなことになるなんて誰が一体想像したのか。
「いっつつ・・・。」
「・・・。」
え?
私は目をぱちくりとさせた。目の前には赤い鉢巻きに赤い服。2つの槍。大きく、けれど迫力のある瞳は私を見た。
「お、女子!?」
私を見てびっくりしたように飛び上がる・・・真田幸村。間違いない、本物だ。
「ハッ!?こ、ここは何処でござるか!?」
「えーっと、私の家?」
キョロキョロと辺りを見回す幸村。あぁ、可愛い。
しかし、一体全体、どうして幸村がここにいるのだろうか?これが巷で噂の逆トリップと言うやつだろうか?
目の前で挙動不審に動き回る幸村を見ながらぼんやりと考える。
しかし、アレだ。とりあえずわかったのは、
これからの毎日が楽しいと言うこと。
大好きが堕ちてくる!
(某は、某は・・・ぅ親方様ぁぁぁああああ!)
(う、煩い・・・!)
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