媚薬を15本飲みきらないと出れない部屋に閉じ込められました。(そして八戒が一人で飲みきるチャレンジ中)
「は、八戒…大丈夫?」
「ええ、今のところは。」
「いや、もう半分くらい飲んでるけど…」
「そうですねぇ、まぁコレ自体は無味無臭ですし…水か何かだと思えば。アルコールならもう少し進むんですけどねぇ」
「マジか…ウワバミ怖い、」
「あはは、でもなんとか飲みきれそうではありますかね…」
「ふぅん…でもそれなら私も、」
「!!」
「………八戒?」
「っ、あ…いえ、急に傍に来るからびっくりして、」
「え、あ……ごめん…」
「いえ、僕もちょっと過剰反応でした…すみませ」
「じゃ、私も1本もらうね?」
「え?あ、ちょっと、翠」
「―――――、ほんとだ…水みたい。」
「……………」
「どうしたの?八戒?」
「なんで、飲んだんですか…!」
「え、だって…2人のが早く終わるし、八戒平気そうだし、」
「っ、」
「大丈夫かなっ……て、?」
「――大丈夫なわけないでしょう…遅効性だって言っても僕はもう7本飲んでんですよ」
「あ、」
「こっちは理性もギリギリだっつーのに…」
「はっかい…なんか、へん……身体あつ、」
「っ、」
「あたまくらくらする…」
「だから飲むなって言ったでしょう…」
「ごめ、」
「ソファ、座って…横になってもいいから」
「ん……」
「(1本飲んだだけでこんなに…)」
「八戒の手…気持ちいい、」
「…………」
「八戒…?」
「……翠花」
「?」
「少しでいいんで、もう黙ってて下さい。」
「……あ、うん…?」