salty-cat(辞書)

【は】 4件

【芭倉 大和 (はくらやまと)】

由俐の同窓生で執行部OB
明るく周りを元気にさせるムードメーカーだが動く度に何かしら壊したり傷を作ったりと騒がしい。
お人好しで流され易い性質からキャッチセールスなどに良く騙されている、最近では珍しい純朴な青年

早くに父親を失い母親と二人暮らしである。
それ故に自立心だけは人一倍あるが、常に空回り気味で何時も千郷に面倒を見られている。
ひとなつっこく男女構わずに腕を組んできたり、必要以上に接近して来たりと天然な行動が多く見られる
高校入学当初に不良に絡まれていたのを千郷に助けられたのが縁で、今でも仲が良く周りからは“夫婦”呼ばわりされている。


由俐や千郷からは『芭倉』
久保田や時任、牡丹からは『芭倉先輩』と呼ばれている


【葉月 藤吾 (はづきとうご)】

由俐と牡丹の父親
仕事ばかりであまり本家には帰らないが、イベント事や大切な節目には無理矢理にでも休みを取る子供思いな父親。
その反面で教育に対しては厳しく、成績は学年トップでなくてはならないなどの家訓を作り守らせている。


由俐がまだ幼い頃に母親が他界し、今では父親と由俐に使用人と秘書という家族構成で暮らしている。


【葉月 牡丹 (はづきぼたん)】

本話の主人公
陽気で細かい事に気がつくが無知な面が多々あり、周りからは超が付く程の鈍感だと言われる。
責任感が強い故によく悩む事から責任あるポジションがあまり好きではない、しかし悩み過ぎたら諦めるクセがあるので要注意。

1歳違いの姉が居り、密かにシスコンの気がある。
左太股に火傷の傷跡があるため、常にタイツを履いている。
生徒会執行部に殆ど世話にならない生徒や彼女のファンは牡丹を“荒磯の天使”と呼ぶが、本人は恥ずかしいので嫌なのだとか。
現在、私事情により久保田や時任と同居中。


久保田や時任からは『牡丹』
桂木や由俐からは『牡丹ちゃん』
藤原からは『葉月先輩』
外部員からは『部長』と呼ばれている。


【葉月 由俐 (はづきゆり)】

牡丹の1歳違いの姉で生徒会執行部OG
優しく温厚で少し大ざっぱだが、責任感が強く一度決めた事は誰が何と言おうが曲げない。
にこにこと何時も笑ってはいるが実はかなりの短気ですぐにキレるのが難点。

現在は荒磯大学一回生だが荒磯高等学校には共学になった2年より編入し生徒会執行部部長として活躍、3年になると部長を妹へ譲り生徒会長をしていた。
統率力に優れており口も立つ事から妹と正反対に見えるが、実はプライベートでは結構だらしなく頼りない面も多々ある。
1年の久保田や時任を生徒会執行部へ引きずり込んだのも実は彼女で、それは彼らが妹の良き理解者になってくれるだろうと踏んでの事だった。
とにかく妹が大好きで、妹の為なら何でもやっちゃうシスコン丸出しの困ったお姉ちゃんだが、その裏に抱えるものは意外と大きい

生徒会執行部時代はその美貌と微笑みで男子からは“荒磯の女神”女子からは“白百合姉様”と呼ばれていた。


芭倉からは『由俐さん』
千郷からは『由俐』
久保田や時任からは『由俐先輩』
牡丹からは『お姉ちゃん』と呼ばれている



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