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□プロローグ
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〜ある屋敷にて〜
？｢ねぇ、暁杜
ちょっとお願い、聞いてくれない？｣
暁｢・・・・・・ものすっごい嫌な予感しかしねぇから嫌だ。｣
？｢まあまあそう言わずに、ね？
ちなみにこれは私からのお願いじゃなくて父さんからのお願いだから♡｣
暁｢父さんからって・・・・・・
俺の拒否権ねぇじゃん！！？｣
？｢一応あると思うわよ。｣
暁｢いや、もう文頭に一応って付いてるし！｣
？｢・・・・・・それでね。｣
暁｢無視かよ！？
・・・・・・はぁ〜もういいや
で？内容は？｣
？｢さっすが暁杜！そう言ってくれると思ってたわ！｣
暁｢ハイハイ。で？｣
？｢暁杜は橙楽学園って知ってる？｣
暁｢まあ、名前ぐらいなら。｣
？｢そこの理事長がついこの間変わって、それから学園内が少しおかしいらしいの。
で、実際に内側から見てどうなのかを調べて来て欲しい、って。｣
暁｢調べるってそう言う事は姉さんの方が合ってるんじゃねぇの？｣
？｢そうなんだけどね・・・。
てか、私もなるべくはそうしたかったんだけど、あそこは私じゃ無理なのよ。｣
暁｢？なんで？｣
？｢だって橙楽学園は全寮制の男子校だもの。｣
暁｢・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
嘘だろ・・・・・・・・・｣
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