兄弟部屋

□最強男子
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「さて、どうしようか」


委員会のことをあらかた聞いた紫炎は廊下で考えていた

「……保健委員のほうは新野先生がやって下さるといっていたから……」

「久々知先輩?」

「久々知君?」

「ん?」

うんうん唸っていた紫炎の横で声がしたので紫炎は横を向く

「久々知君、委員会来てくれないの?」

「……あー、なんか勘違いしているが俺は兵助じゃないよ」

「え!?」

「俺は久々知紫炎。兵助とは双子」

紫炎がそう自己紹介すれば二人はさらに目を丸くする

「久々知先輩にご兄弟がいたなんて…」

「そっくりだねぇ、気が付かなかったよ」

「で、君たちは?」

「一年は組の二郭伊助です」

「四年は組の斎藤タカ丸だよ」

「ちなみにタカ丸さんは15歳ですが、四年生に編入しています」

「丁寧な説明ありがとう」

紫炎は伊助の頭を撫でながらタカ丸をみた

「で、兵助とはどんな関係?」

「久々知君は委員会の先輩なんだぁ」

「へー、あいつが先輩ねぇ…」
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