平凡少女に願いを
□3話「平凡と非平凡」
2ページ/3ページ
黄色い悲鳴の正体は、すぐにゴンベ達にも分かった
なぜなら、クラスの女子の一人に「廊下で、翼様と縁様が待ってるよ」と冷たい声で言われたからだ。
言われた瞬間、彼女の表情は固まる
なぜなら・・・
1.お兄さん達と関わることで自分の立場が危ういから。また、兄妹関係をばれたくないから。(かっこよくないと思うが人気があるのは心得ています。)
2、中学のテニス部の後半が尊敬の意味で話しているから(兄妹だとばれたら面倒)
3.そして、これ等のことから想定するに平凡生活が崩れると思う
だから、表情が固まったのだった。
そして、やっとの思いで廊下のほうを見ると(ドアは開けっ放しなので見れます。)それに気づいたのか、手招きをしていた。
(やめろーーーーーーー!!!こっちを見るなー!女子共の目線がァァァ!!!やめろーーー!)
そんなことを思っている
この思いに察知をしたのか、千郷はニヤニヤしていた。
そして立ち上がり、鎖のように思い足で廊下にでた。
「廊下じゃ、目立つから裏庭で・・・」小声で言う。
そういい、スタスタと歩いて行くが、彼等はゴンベの手を繋ぐ
(テメェラ・・・この行為によって、後々僕の平凡生活を脅かしたら殺す・・・)
そんなことを思いながら、彼等と裏庭にいった。