平凡少女に願いを

□5話「家庭教師」
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僕の平凡生活がァァ・・・崩れたような音がかさた。

次の日の昼休み、僕は千郷と教室にいた。

そして、ある男に話しかけられた。

「お前がゴンベ名無しさんだな。」

「はい、そうですけど・・・あなたはどちら様ですか?」

「俺か?俺は理科1の先生とお前等の兄貴に頼まれてきた柳だ」

「やなぎ?・・・・・テニス部所属の?」

「あぁ」

(あー、兄貴達・・・後で殺す・・・)「せっかくだけどその・・・」

「赤点・・・とったらまずいんじゃないなの?」

「・・・・・・、千郷も一緒にやらない?」

「嫌よ・・・、私の平凡が壊れる」

「駄目!もろとも道ずれだ!!」

「道ずれにするな!!」

「というわけで柳君、二人の勉強見て!お願い。場所は、この教室で!」

「分かった。」

そういい去っていった。

「あーあ、嫌だな・・・」

「お前、人を道ずれにしといてそれは無いんじゃないの?」

「ごめん・・・」

「今度、そんなことしたら階段から突き落とすから」

「へいへい」

(そういえば、放課後大丈夫だっていってたけどいいのかな、部活)

(テスト一週間前は放課後はどの部活もないよ。朝と昼はオッケーみたいだけど)

(あ、今日からテスト一週間前か・・嫌だな・・)

(ま、お互い頑張りましょう。)

(おう!)

そんなことを以心伝心的なことでしていると・・・一人の高貴そうな人から話しかけられた。

「あの、少しよろしくて?あなた・・・いえ、ゴンベさんにお話があってよ。ご同行お願い出来ますか?」

「・・・・いいよ・・・・」

そういい、裏庭にこさせられた
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