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□御剣さんに質問-03
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御剣さんへ質問!
Q12:怜侍さんへ質問。好きな女性のタイプを教えて下さい。ヒロインで、年上、年下、どちらが好きですか教えて下さい。、ちなみに私は怜侍さんより年上になります。
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「ふム。私より年上だという、この"私"とは誰だろうか」
由希子さんだよ。
「前回も何か聞かれた気がするな。ふム…私の好きな女性のタイプか」
主に年齢について聞きたいようだけど。
「年齢には頓着せん。私は己の感性を優先させる。好きになったのなら年上も年下も関係なかろう?」
それが80歳を超えてたり3歳を下回っていた場合も?
「………」
――…ごめんよ。意地悪言って。
だからそんな般若の顔つきで僕を見ないでもらえないかな?
「…質問は"年上と年下はどちらが好きか"…か。どちらでもいいと答えるのは簡単だが、尺が足りんな」
だから尺って言うのやめなよ。
「年下には年下の、年上には年上の善し悪しがあると思う。年下は私から言わせれば思慮や知識が浅いが、その柔軟で若い感性は私に新しい発見をもたらしてくれる。行動そのものは見ていて危なかっしいが、そういう無邪気なところが可愛いと一応思える」
一応は余計だと思うけど、御剣は世話焼くの好きそうだもんね。
「年上はやはり年齢が重ねた"経験"というものが強みではないだろうか。その経験を活かし、またそれに基づく知識はやすやすと得られないからな。要約すると、頼もしいと思う事に通ずるのかもしれない」
年上が好きっていう男性は、年下にない"しっかりさ"や"頼りがい"に惹かれるっていうらしいしね。
「ただ、その年齢差を鼻に掛けたりこちらを子供扱いするがごとく見下されるのは、正直カチンと来るが。しかし考えてみれば…同僚にしろ知人にしろ、周囲の女性達は年下が多いな。私より年上なのは亡き綾里弁護士と宝月検事くらいか?」
え?もう1人いるじゃないか
ほら、オバちゃ――…
「言うな。成歩堂」
(殺気が怖ぇよ、御剣)
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