「M ain」

□「やらないとでも?」
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「お前、アンディと話してただろ」


後ろから呼び止められた声に彼女はぴくりと肩を揺らす。

「うん…仕事のことで少し」

ウォルターはすごくすごく不機嫌そうな顔で私を見てきた。

「ならなんであんな笑顔で話してたんだよ」


あの笑顔は俺だけのものなのに、

気安くアンディなんかに見せてんじゃねえよ

って。

胸のあたりがムカムカする。
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