赤の扉

□・少しの間だけ…
1ページ/1ページ

「まだ出来んのか?」
「もう少し待てって…。」
俺は今、長くなったウルキオラの髪を結んでやってる。
何故長いかと言うと、俺が超速再生で髪の毛伸ばしてくれと頼んだからだ。
30分頼み込んだら来週現世に連れていくのが条件と言って了承した。
「ンなモン何時でも行ってやらぁ//!!」
と言ったら。
「…楽しみだ//」
って笑いながら言ってたが、理性押さえるのに必死だったとは言わねぇ。つか、言えねぇ。

「…良いぜ。」
などと、回想をしている間に髪は結び終わった。
「…普通に結んだか?」
「結んだぜ?…三つ編みに。」
「…は?」
ウルキオラはポニーテールと言ったが俺はガン無視して三つ編みにした。
「ば、馬鹿//!ほどけ//!」
「いや、可愛いから無理//」
顔を赤くして上目遣いをしながら言うウルキオラ。
マジで理性ブッ飛びそうだ…。(汗)
「ほどけ//!似合わん//!」
「…滅茶苦茶可愛い//」
怒るウルキオラを無視して、俺はコイツを抱き締めた。
「は、離せ、グリムジョー///!」
「ヤるとは言わねぇから暫くこのまま//」
「…っ、死ね//////!!」

翌日、本当に殺されかけた俺は部屋にこもりっぱなしの1日を余儀なくされた。
まぁ勿論、現世デートは行ったがな。



end

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ