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□097.筋トレなんて嫌いだ
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俺の名前は笠松幸也。
12才。小学6年生。
好きなものはバスケと妖怪○ォッチ。

俺の家族は5人家族で、
父さんと母さんと、俺と年の離れた姉ちゃんと二つ下の弟の幸成。


バスケばっかりやってて、母さんと試合見に行ったことも
あるけどうまいと思う。

ちなみに、俺がバスケ始めたのは、姉ちゃんの影響だと思う。
バスケ教えてくれたのは、姉ちゃんだし、
姉ちゃんが中学に入って部活が忙しくなるまでは、よく1on1した。



最近、姉ちゃんの話によく出てくるのが、
「キセ」ってやつ。
姉ちゃんの話によると、高1で、バスケはうまいんだけど、最初は、練習も真面目に出ないし、すっごい生意気な奴だったらしい。
でも、最近は、真面目に練習やってて、犬みたいな奴とか、かわいげがある、とか
「キセ」の話をしだすと、嬉しそうになる。

なんか面白くない。
「キセ」って一体、どんな奴なんだよ!!


そんな時だった。
俺は、その「キセ」って奴に会ってしまったのだ。


こないだ、うちの近くになぜか、芸能人のキセリョがいるのを発見した!!
なんかめっちゃキョロキョロしてる奴がいるなーと思ったら、
キセリョだったんだ。

キセリョといえば、クラスの女子が、雑誌みながら超かっこいい〜とか
よくはしゃいでるな。(その雑誌は没収されたてたけどw)
でも、俺から見たら、なんかただのチャラい奴にしか見えない。

そしたら、「笠松さんの家に大事な用がある」とか言い出すから
俺は最初、テレビのドッキリかなんかだと思った。
面倒はごめんだ。
思いっきり走って逃げたら、ついてくる!!
しかも、めっちゃ、足速えぇ!!

母さんがドッキリじゃない、本当に姉ちゃんのお見舞いに
来たって言って家の中に入れちゃった

姉ちゃんの学校にキセリョが通ってるのは知ってたけど
姉ちゃんが熱でぶっ倒れた日に、まさかお見舞いで、
うちにくるとは思わなかった。
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