お題
□腹黒彼氏・・・
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「いやぁぁぁ！！」
現在進行中で、私愛未は落ちています
どこからって？
空からに決まってんじゃないすか！
神様とかいう奴に、落とされたんですよ！！
空から！！（←ここ重要ですよ！！）
それは、今から１０分前のこと・・・
「え、なんでマンホール開いてるの！？」
と、思ったら、吸い込まれて・・・
落ちる途中に、
「どうじゃ？マンホールに落ちる気分は？」
「最悪です」
と、答えると
「ほっほっほ、そうか、そうか、わしの名前は、『神様』」
最低じゃねぇか！神様・・・
「…」
「家とお金は用意しているからな」
と、聞こえ、今に至る…という訳なのですが・・・
とうとう地面に・・・！
私、死んだな・・・。とか、思ったのに何故か生きている…！？
神様が助けてくれたんだ、きっと！
神様に落とされたけど・・・
あ、そういや、神様（自称）家とお金用意してるとか言ってたよな・・・
もしかして、この目の前にある家が・・・？
意外とやるな、神様！
「この家がお主の家じゃよ」
「ありがとね、神様」
「ほっほっほ！」
「〜♪」
うん、キレイ！
何もないけど。
シュンッ
「！？」
きゅ、急に人が…！？
「お前・・・誰だ？」
「！き、君こそ…！！」
「ここは、俺の家だ」
ん！？
＊心の中＊
「ちょっと神様！？」
「すまん・・・この家１か月前から、買い手がついたとこじゃった・・・」
「はぁ！？」
「じゃあ、私はどこに住んだらいいのよ・・・？」
「野宿が嫌なら、此奴に頼み込むしかないじゃろう…？」
「そ、そんなぁぁぁ！！」
「お、おい…」
「お願いします！！ここに住ませてください！！」
「は？」
「住むところもなくて・・・」
「い、いや・・・」
「家事ならしますから！」
「・・・しょうがねぇな…」
「！！有難う御座います！」
やったー！ 野宿しなくてもいいんだね！！
「だが・・・」
「？」
「変な動きなどしたら、殺すからな」
「！？き、気を付けます…」