小さなIb
□海
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はいこんにちわん。
ちなです。
今、ギャリー邸でゴロゴロしてます。
6月というのにこの暑さ。
普通に水風呂いける気温
地球温暖化ッスね。
良い迷惑ッスよ。
私らはエアコン我慢してるのに!!
世の人間どもはガンガンのくせに！
さすがに私も、人の家でエアコンガンガンにする勇気ないです。
C「ねぇ、ギャリー」
G「ん？」
C「あっついんだけど」
G「知らないわよ!!てゆうか、アンタ、人の家きてだらけすぎよ!!」
C「暑いんだもん」
G「冬でもゴロゴロしてるじゃない！」
C「寒いんだもん」
G「春もじゃない!!」
C「ポカポカだもん」
G「秋も!!」
C「動く気ないもん。あはは、春夏秋冬だｗｗ」
G「なに呑気に[ｗｗ]使ってんのよ」
C「呑気に[ｗｗ]使うって、言葉的におかしくないですかー？」
G「ホントムカつくわね」
C「ありがとー」
G「誉めてないわよ」
C「あ〜〜暑いよー!!かき氷食べたーい!!」
G「もう、アンタ帰りなさいよ」
C「ワアー、ギャリークンヒドーイ。ちな、ナイチャウンダカラー」
G「下手くそな嘘つくな」
C「別に帰ってもいいんだけどさぁ」
G「じゃぁなんでずっとここにいるのよ」
C「動くのたいぎい」
G「あんたねぇ…あ!!ちな今年の体育祭はいつ？」
C「え？あぁ……えぇ〜と…第三日曜」
G「え!?今月の!?」
C「……自分も私と同じ美大いたじゃん」
G「い、いたけど」
C「なんで急に？」
G「イヴとメアリーが来たいんですって」
C「…なんで急に？」
G「さぁ？まぁ、アタシも行くから」
C「却下」
G「ちなの初めての体育祭」
C「却下。くんな。止めろ。じじぃ」
G「まだじじぃじゃないわよ！」
C「お腹空いたー」
G「スルーしないでよ！」
C「かき氷食べたーい！海行きたーい！泳ぎたーい！」
G「……ぁ！ふふ……ちな、海行きたいの？」
C「え、うん」
G「かき氷食べたい？」
C「うん!!」
G「わかったわ！海に連れて行ってあげる!!」
C「ホント!!？」
G「そのかわり、アタシ、体育祭行っていいわね？」
C「うん！………うん？………え？」
G「よし、じゃぁ、準備しましょ」
C「…………は、はめられた？」
G「さ、行きましょ！(ふふ…ちなと２人で出掛けるの、いつぶりかしら)」