デュラララ

□入学
1ページ/1ページ

さて、高校生活一日目だから慎重にね!!


「…………体育館どこだ」

すっかり迷ってしまった私。

「左は教室だったような…?てことは右か!」

「右が教室だよ?」

「わーーーーー!?誰!?」

「ハハ、驚かせてゴメン!僕は岸谷新羅。君と同じ一年だよ」

「あ、そりゃそりゃどうもこんにちは。ところで、なんで私が一年生と?」

「だって迷うくらいだから新入生でしょ」

「まぁ、そうですね…。じゃぁ、新羅さん、体育館まで連れてってください…。」

「僕も迷ったんだよ」

「はぁ!?」

「いやぁ、彼女が朝僕に入学祝いのプレゼントをくれて、それが嬉しくて先生の話聞いてなかったんだよ」

「彼女いるんですか」

「まだ正式に決まってないけどね」


え、それって彼女っていっていいの?


「まぁ、同棲してるんだけどね」


順番逆じゃない?この人大丈夫か?

「そんなことより、体育館探しましょうよ!!」

「そんなことで片付けられた…。」


「走ってたら見つかりますよ!!」

「えぇ〜…」

「あ、先生だ!先生に聞きに行きましょ!」


「ホントだ。じゃぁ、行こっか。あ、学校終わったら僕の友達を紹介してあげるよ……あれ、先行っちゃった…。あ、まだ名前聞いてなかったな。ま、顔覚えたしいっか」
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ