デュラララ
□入学
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さて、高校生活一日目だから慎重にね!!
「…………体育館どこだ」
すっかり迷ってしまった私。
「左は教室だったような…?てことは右か!」
「右が教室だよ?」
「わーーーーー!?誰!?」
「ハハ、驚かせてゴメン!僕は岸谷新羅。君と同じ一年だよ」
「あ、そりゃそりゃどうもこんにちは。ところで、なんで私が一年生と?」
「だって迷うくらいだから新入生でしょ」
「まぁ、そうですね…。じゃぁ、新羅さん、体育館まで連れてってください…。」
「僕も迷ったんだよ」
「はぁ!?」
「いやぁ、彼女が朝僕に入学祝いのプレゼントをくれて、それが嬉しくて先生の話聞いてなかったんだよ」
「彼女いるんですか」
「まだ正式に決まってないけどね」
え、それって彼女っていっていいの?
「まぁ、同棲してるんだけどね」
順番逆じゃない?この人大丈夫か?
「そんなことより、体育館探しましょうよ!!」
「そんなことで片付けられた…。」
「走ってたら見つかりますよ!!」
「えぇ〜…」
「あ、先生だ!先生に聞きに行きましょ!」
「ホントだ。じゃぁ、行こっか。あ、学校終わったら僕の友達を紹介してあげるよ……あれ、先行っちゃった…。あ、まだ名前聞いてなかったな。ま、顔覚えたしいっか」