secret

□微妙な
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ある雑誌の撮影のとき、俺とミョンスは隣になった。

撮影の間は笑顔で撮っていたが、休憩時間になると不機嫌な顔つきになる

「どうした?」

「なんで俺とソンヨルが隣なの?」

「なにそれ、俺に酷くない?」

一応というか、メンバー内じゃ公式で付き合ってるはずなのにその言葉に流石に傷つく

「だって、俺の方がちっさいの分かっちゃうじゃん」

「ちっさいのなんてみんな知ってるでしょ」

プロフィールでも俺は183cmでミョンスは180cm、ミョンスの方が小さいのは公表されてるのに今更

「それが不満」

「なんで?」

「だって俺が彼氏な筈なのに彼女より身長ちっさいなんてなんか屈辱だから、隣に立ちたくない…」

口を尖らせながら話すミョンスが可愛く思わず笑ってしまう

「笑うなよっ」

「だってそんな理由で俺の隣に立ちたくないなんて可愛いなって思って」

「普通に彼女より小さいなんて嫌だろ?」

「まぁそうだけど、仕方なくない?」

「今からでも身長伸びないかな…」

「流石にもう無理でしょ」

「じゃあ、ソンヨルが縮んで」

見つめられながら言われる

「なんて無理なことを…」

だよなぁと苦笑しながら椅子にうなだれるミョンス
可愛くて頭を撫でると変な顔をされる

「なんだよ…」




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