secret
□言えるように
1ページ/2ページ
「チャニ、今日2人で出掛けない?」
「今日ですか?」
今日は勇気を出してチャニを誘うが、驚いたように首を傾げる
「あぁ、けど用事が入ってるならいいんだ」
「行きたいです!!」
大きな声を出すチャニに驚いたが、可愛くてつい笑ってしまう
「それじゃ、準備が出来たら教えて?」
「はい!」
ある程度準備が出来ていた俺はリビングで最後の準備をし、くつろいぐ
暫くしてから、着替えたチャニが部屋から出てきた
「出来ましたよ〜」
「よし、じゃあ行こうか」
「はいっ」
カバンを持ちメンバーに出掛けることを告げ宿舎を出る
とりあえず駅に向かう
「どこ行くんですか?」
「実は友達から映画のチケットを貰って一緒に観に行こうと思って。君が好きな映画かはわからないけど…」
「なんの映画ですか?」
「ちょっとSFじみた恋愛映画らしい」
「恋愛映画を僕と見ても面白くないですよ?」
何故か笑ってしまった
「なんで笑うんですかっ?」
「ごめんごめん、映画自体がつまらなければ誰と観てもつまらないし、一緒に観る人は関係ないと思って。それに俺はチャニと観たいから誘ったんだ」
最後の一言はキザだったか、と不安に思ったが大丈夫そうだ。
「ヒョン、ズルいです…/」
チャニは少し頬を赤らめ呟くように言った
「思ったことは口に出す。それが俺の性格だから仕方ないんだよ」
話ながら駅から目的地の色々な施設が入った所へ行き、映画を観る
.