連載もの

□ 入学式
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一護視点


4月―それは、出会いの季節・・・


俺は黒崎一護。今日からこの公立個楽歩学園に通うようになっちまった・・・

それもこれもあのくそ親父のせだ・・・・・

まぁ、いろいろとわけありなわけだ・・・。

見たところ、学校自体はきれいな状態なので悪いところではないだろう・・・

(中学ん時みたいに絡まれなけりゃいいけど・・・)



「あのぉ〜すみません・・・」



入学式会場の体育館に向かう途中いきなり声をかけられ振り返ると、髪が真っ白の少年がいた。



「ん?なんだ?」



「道に迷ってしまって・・・体育館ってどこか教えてもらえないでしょうか?」



この口ぶりからすると、おそらく入学生だろう

(入学初日からいきなり迷子って・・・)



「なんなら、一緒に行かねぇか?俺も行くしよ」



「いいんですか!?でしたらお願いします!っあ、自己紹介が遅れましたね。
僕、アレン・ウォーカーといいます。」



「おう、俺は黒崎一護だ。よろしくな」



とまぁ、なんであれ二人で体育館に向かうことになった。

体育館の手前近くあたりまで来たところ・・・・

アレンがいきなり飛び出してきた奴にぶつかった。



「ああ!?悪い!!大丈夫か?」



ぶつかってきたのは、長髪の黒髪の生徒だった。



「あ、はい。大丈夫です。」



「悪いな。今ちょいと取り込み中だから(汗)・・・あと、俺を見たことは他言しないでくれよ!!」



と言い残しさっさとどこかへ走り去ってしまった。



「なんだったんだ・・・?」

「さぁ・・・?」

と、少し納得いかなかったが、入学式を迎えることとなった。
                 


                
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