連載もの3

□地獄の沙汰も仕事次第
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「裁判すごかったね〜!」



「鬼灯様より若干優しいと思うけどな」



「あ、それ俺も思った」



シロ、ルリオ、柿助はそれぞれ裁判の感想を述べる。



「やっぱりぬるいか。金棒で1回だけ殴るのは優しかったか?
いや、気絶させたのが不味かったか?」



一護の発言にこの場にいた閻魔大王以外全員が凍りついた。
閻魔大王はこの発言に苦笑いを浮かべていた。



「本当はこんな子じゃないんだよ。
その・・・一護くんの教育を鬼灯くんがやってからこうなっちゃって・・・」



鬼灯が教育した。
これだけでここにいる全員が納得してしまったのは言うまでもない。



「つっても教えてもらったのは1週間の間だけなんだけどな」



「たった1週間で何を吹きこんだんだあの人は・・・」




「鬼たるもの強くてなんぼ。地獄では残酷非道でしかるべき。
現世での情け、容赦、慈悲は捨て去りなさいって言われたな」



「「((さすが常闇の鬼神))」」



この場ではなしをきいていた全員の心が1つになった瞬間だった。
しかし、ルリオはずっと首をかしげていた。



「現世での?どういうことですか?」



「あ〜うん。一護くんはね現世の人間なんだよ」



「え!?そうなの!?」



「つか現世の人間に代理なんかさせていいんすか?」



「そもそもなんで現世の人間がいるんだ?」



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