Fourth Book

□皇帝
5ページ/15ページ

「クッ、アトワイトエックス中将の部隊か」

「艦長」

「陛下を脱出用ポッドにおつれし。アクアヴィルに伝令をだせ。後少しだ。なんとしても、シデンまでもたせるぞ」

『了解』

一斉に襲い掛かるレアバードを打ち落としながら進んでいく

「死に物狂いというのかしらね」

「閣下」

「わかっているわ。それに、もう、決着はついてるわリムル」

笑みをもらすアトワイトに首をかしげていると、急に飛空艇の高度がさがりはじめる

「何事だ」

「メインエンジンが、凍り付き、起動できません」

伝令機を、艦長がとる

「全乗員につぐ、本艦はこれより胴体着陸にうつる。総員、衝撃にそなえよ」

それとともに、海へとちゃっかんし、とまると同時にまわりを戦艦が囲む
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ