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□Chirdren
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「捕まえてきたぞ」

「ありがとう!ガイいつもごめんなさいね」

「いいさ、じゃあ、俺は仕事があるからこれで」

「ええ、ありがとう」

「シュリ、たまにはティアのいうこと聞いて、おとなしくしてろよ」

「はーい」

ガイが歩いていく

「さてと、シュリ」

「なんですか母さま?」

「どこに、いこうとしていたの」

「いえません」

「どうして」

「いえないからです」

「答えになってないわ」

「それでもいえません」

「わかった。じゃあ、もう聞きません。でも、シュリ」

「なんですか」

「心配を、みんなにかけたことは、しっかり反省しなさい。わかるわね」

「……はい、すみませんでした」

素直にあやまる

「よろしい」

ティアがそっとシュリを抱き締める

「シュリ、あまり心配ばかりかけないでね」

「うん」

ティアの腕のなかに素直におさまり甘える

「さあ、アリアも心配してるから、早く家に帰りましょか」

「うん」

親子仲良く手をとりあって歩いていく

「シュリ、ルークならもうすぐかえってくるから、あと少しだけまってようね」           
シュリの顔が真っ赤になる           
「……うん///」

「よろしい」
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