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□Obstinate in Shuri
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「クション」
「風邪ねこれは」
ここはファブレ邸、ただいま、体力だけが取り柄だと愛する彼女にいわれているシュリフォンファブレ17歳は頭痛と高熱、鼻水、咳とまさに、風邪にかかってうなっていた
「これくらいなら、薬を飲んで寝てればなおるわね」
そういって、薬を渡されるが、一行に飲もうとしない。実は、彼、シュリは薬が大の苦手だったのだ
「男の子でしょ」
「わかってるよ。飲みますよ。飲みゃいいんでしょ」
まさに、崖にとびおりるような覚悟で薬を飲みきる
「はい、よくできました。それじゃ、ゆっくり休んでなさい」
「は〜い」
ティアが出ていったあと、シュリは速攻で着替え、街へとむかった
「まあ、大丈夫だろう」