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□jealousyandTear
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それは、ある日の昼下がりファブレ邸で起きた
「る………」
楽しそうに、ルークと知らない女性が話していたのを、ティアが偶然みてしまったことから、事件は始まった
「あら、それは大変ですわね」
「いえ、そんなことありませんよ」
あきらかに、ルークの顔が緩んでいる。というか鼻の下がのびている。もちろん、恋人のそんな様子をみて怒りが、こみあげないほどティアは大人ではなく
「あ!ティアどうしたの」
「アニス」
「眉間にしわがよってるよ」
「そんなことないわ」
これ以上ここにいると、イライラがつもりそうだとおもい、ルークの部屋にいって待つことにしたが、これが、さらなるティアの怒りを買うことになる