book
□qualification
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「ティアこれみてくれ」
あまりにうれしそうにいうのでなにごとかと目をそちらに向けてみると
「何みてるのよルーク//」
ティアがみたものとは女性の水着すがたの写真の雑誌いわゆるグラビアというものだった
「いやだってジェイドがおもしろいからよんでみろっていったからさ」
また大佐は〜と半分あきれていたがふとみるとルークが興味をもっているようでなぜかふつふつと怒りが沸き上がりはじめたがそれはとりあえず顔にださずにルークのみていた雑誌をとりあげる
「なにすんだよ」
みていたものを取り上げられ不満をもらすルークだがティアの目が笑っていないのをみてだまる
「ルーク」
「ははい」
「こんな子がルークの好みなの」
「いや俺の好みはティアだよ」
ティアの予想とは違い何のためらいもなく即座にきっぱりいいきる
「うそでもさっき真剣にみてたじゃない」
「そりゃずっとティアとくらべてたもん」
なにがなんだかわからず首を傾けるティアだが
「だってさティアのほうが絶対スタイルいいし顔も綺麗だしなんでティアはスカウトされないんだろ十分その資格はあるんだけどな〜なんか納得いかないんだようん」
ルークは本心をいってるだけだがそのべた褒めなことばはティアの顔を真っ赤にさせるのには十分で
「どうかしたかティア」
「ううんなんでもない」
真っ赤になりながらどこかうれしさがこみあげてくるティアだったがそこで少し悪戯がおもいつく
「あらならルークは私のこんな格好をいろんな人にみられてもいいんだ」
「絶対ダメいやでもティアのこんな姿はみたいしなでも絶対みせたくないしう〜ん」
悩みだすルークに悪戯が成功してうれしいティアだった