BOOK2

□好きになったかも@ベクヒョン編
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ヌナ「どう?どうどう?好きになった?」



3秒以上見つめ合えたらキスができる(関係になれる)という某先輩の助言を信じて、今、ボクとヌナは5秒くらい互いに見つめ合ってみた。



ベクヒョン「う〜ん・・・よく、わかんない」


ヌナ「なぁんだ〜やっぱテミンのでまかせか〜」

ベクヒョン「ヌナ、名前出しちゃだめです」

ヌナ「あ、そっか(テヘペロ)」



チャンヨル「ヌナ・・僕とm」


すぐ横に立って般若のような形相でボクたちを見ていたチャンヨルが動いてヌナに詰めようとする。


ヌナ「あ、そろそろ時間だ。わたしもう行くね!」


ばいばい、とボクに手を振っていなくなるヌナ。


ボクは気まずい感じで、横に立っていたチャンヨルに振り返る。



ベクヒョン「チャ・・チャニョル?」


振り返ったボクに、チャンヨルは表情一つ変えないで無言でボクを見ていた。
恐ろしいほど嫉妬剥き出しの顔なんだ。







(好きになったかも・・・なんて、あの状況では口が裂けても言えなかった。)




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