BOOK1

□back horn
1ページ/2ページ









きぼむが、俺のところに戻ってきた。



目にはうっすら涙を浮かべていたし、

正直俺は何があったとか詮索するつもりはない。


ただあいつが、


最後にどうしても、って俺のところに戻ってくるなら、

俺はそれを受け入れるつもりでいたし。


俺が最後まであいつにしてやれることは、


やっぱり一緒にいることなのかなって。



漠然と、そう思った。







次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ