BOOK1

□チャンベク/1
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「ぎゃはははは!!!」←シャイニー先輩たちのポスターに画びょうを貼り付けてる悪ガキたちww




ベクヒョン「・・・・」←そんな様子をレッスン室のドアの窓から覗いてひとり教室に入れない子。




チャンヨル「・・・ん?どした?ベクヒョン」←よく遅刻する

ベクヒョン「・・・・」
無言で振り返りチャンヨルに苦笑いするベクヒョン。

チャンヨルはドアから一緒に中を覗き込む。

チャンヨル「あ〜あいつらね〜」


チャンヨルは黙って小窓を覗き込むベクヒョンを見下ろす。


べつに黙って見ないふりするとか。

一緒に便乗しちゃうとかすればいいのに・・。



チャンヨル「ベクヒョンは真面目だよね」


ベクヒョンは部屋を覗いてた時と同じ表情で振り返り、チャンヨルを見上げて瞬きをし、それから照れたように首を傾けて俯いた。


ベクヒョン「でも俺は‥正義感が強いわけじゃないから」

チャンヨル「もっと楽しめばいいのに!」


ベクヒョン「楽しんでるよ。ステージの上は」

チャンヨル「・・・・そういえば、ベクヒョンってひとりでいる時は何してんの?」←趣味楽器演奏の人

ベクヒョン「ひとりでマスかいてる」


ベクヒョンの答えに、チャンヨルは大爆笑した。

廊下に響き渡るほどのチャンヨルの笑い声に、ベクヒョンは慌てたように腕を伸ばし彼の口を塞ごうとする。


そこに、中にいたメンバーが気付いて、ガラリとドアをあけた。

スホ「どうしたんだよ?2人して。入らないのか?」

チャンヨル「連れションしてた」
ベクヒョン「はっ?」

スホ「お前らそんな仲良かったの?」

スホに連れられそうになったベクヒョンの腕をチャンヨルは引っ張り、振り向いた彼に言った。

チャンヨル「ベクヒョン、今度、一緒に夕飯食べに行こうぜ」

ベクヒョンは照れたように笑った。

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