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□突然、
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みちさんへ


光義×真島
光義の家に行く途中、突然の雨に降られてずぶ濡れになった真島。着替えを借りるも下着がなくて…。
リクエストありがとうございました♪






性的な表現があります。ご注意を。



『突然、』


今日は日曜日で、家でごろごろとテレビを見ていたら光義がメールが届いた。




ー今から、来ねえか?






どうせ暇だし、
正直…光義に会いたかった

あいつの事ばかり考えていた



ー今、行く


そう返信を返して、
家を後にした。

家を出た時から雲行きが怪しいとは思っていたが、間もなく光義の家に着く、というところで突然の雨に降られた。




「…ッ、マジかよ」


雨はどしゃ降りとなり、
俺は走ってようやく光義の家に辿り着いた。


インターホンを押すと、光義が慌ててドアを開ける


「真島……お前、ずぶ濡れじゃねえかよ!!」

「途中で降ってきやがったんだよ……」

「あがれよ……今、誰もいねえから…シャワー使うか?」

「出来れば、」

「タオルはそこにあるやつを使え、着替えは政のスエット上下を貸すから…」

「悪いな…」

「濡れた服は乾燥機にいれとくから」


風呂場に案内され、ずぶ濡れになった身体をシャワーで温めた…まではよかった。



「おい、光義!光義…!!」


風呂から出たのはいいが、ずぶ濡れになった衣類や下着は光義がわざわざ親切に乾燥機に入れてくれていた。

代わりに着るスエットも光政のを貸してくれたが…、



「下着が…ねえ…」


光義の名前を呼んでも、2階にいる光義には届かないようだ


「仕方ねえ……」

仕方なく、下着を履かずにスエットに着替えて光義の部屋にむかった



下着がねえのは…忘れてるだけかそれとも……わざと?


「お、真島…あったまったか?」

「ああ…サンキュ…あの…」

「ん?なんだよまだ髪…濡れてんじゃねえか…?」


ドライヤーもかけずにタオルだけで拭き取った髪を光義が優しく撫でる



「………ッ、」

思わず反応する身体
ただ、触れられただけなのに


光義はニヤリと笑って、無言のまま俺を床へと押し倒した


「………光義、なんだよこの体制」

「…今さらだろうが!」

「髪…乾かしてえ…」

「こっちが終ってからだ」


ちゅ…と光義の熱い唇がゆっくりと重なる



「んッ…ふ……」

「真島……いいにおいだな…身体…洗ってきたのか?」

「…ッ…当たり前だろ……ずぶ濡れになったんだから…ッ…」


光義の息がだんだん荒くなる

興奮している証拠だ

スエットの中に手を忍ばせて一気にたくしあげると、胸の飾りをぺろぺろと舐め出し、指で弄び始めた




「んッ…はッ…、、」

「はあ、……着てるもんが邪魔だな…」

光義はそういって俺が着ていた上を脱がせ、かぶりと首筋に咬みついた。

「…あッ…、あああ…ッ…いッ…、、、」


首筋に咬みついてはそのまま唇で強く吸い上げる

更に肩に、耳に、咬みついて厭らしい音を立てては舐めつくす


当然、
肩や首には咬み跡が残る


「みつ…よ…しぃ…あんま咬むなよ…跡が…ッ…あッ…、」

「んッ…、咬まれるの好きだろ?」

更に歯を強く立てては肩に咬みつき、その逞しい指では胸の飾りをぐりぐりと弄んでいた



「あッ…ああ…みつ…よし…もっと…ッ…、、」

「んー?なんだよ…もっとなんだあ?」

「もっと咬んで…くれッ…」

「どこを?」

「…ッ…!バカッ…、、」


光義はニヤニヤしながら、胸の飾りを甘く咬み出した



「…ッ………ああっ…、はッ………、ん!」

「…うめえ」

「…あ、あっ…ッ…」


胸の飾りを甘く咬まれるといよいよ下半身がどろどろに熱くなる



興奮していた…

俺も、
光義も、


するりと光義の手がスエットパンツの中へと入ってくる


「…………!?!」

「あ…あ……光義……、」

「ま…真島……お前、」

「……んッ…?な…に…?」

「下…なんも履いてねえのかよ…?」

「………!!」


スエットパンツの中に手を忍ばせた光義が下着を身に付けてないそのままの俺の自身をにぎにぎと握り、擦りながら問いかける



「…ッ…はあッ…、だって…お前…パンツの替えなんかッ…なかった…ぜ…んんッ……、、」

「あ…忘れてたわ…はは…まあでもこのほうがやりやすいぜ……」

「んッ……下…脱がせ…ろ…」

「だな…シミでも出来たら、政に叱られちまうからな!」



するりとスエットパンツを下げると、ぷるんと勃ちあがった俺の自身が露になる

光義はニヤリと笑みを浮かべて、既にぬるぬると蜜の溢れる硬くなった俺の自身を扱く速度を速める

その大きな手で握られたソレを擦る度、じゅぶじゅぶという厭らしい音が耳を掠めて俺は既に絶頂に達しそうになっていた


扱きながらも首筋に噛みついては離さない光義の野獣のような愛撫に頭は真っ白になっていた…



「…ッ…や、みつ…よし……ッ…、もう…イクッ……ッ…、、、」


その大きな背中に爪を立てて夢中で痕を残した


「はあッ…く……んんッ……ッ…、」


腹に生暖かい感触…

「はあッ…はあッ……ッ…」

「…真島、」

再び光義と熱いキスを繰り返し、そのまま体勢をくるりとうつ伏せにされる

光義も衣類を全て脱ぎ捨て、俺の尻を持ち上げてローションを後孔に垂らした

「…あ……んッ…」


絶頂に達したばかりの身体は異常に敏感で、
ローションを垂らしただけでふるふると震えてしまう

気がつくと指が何度も出し入れされ、光義の自身を欲する自分がいた


「…真島、なんじゃ今日はやけにヒクついとるな…」

「…ッ…は…はやく…いいから…はや…く……、」

「ああ…」



ずるりと指は引き抜かれ、
光義の硬く勃ちあがった自身を後孔に挿入された

「あっ……んんッ……ッ…」

ゆっくりと開始された律動は加速度を増して、パンパンと尻に打ち付けられる

俺は声を殺して必死にその快楽に溺れた



「…真島、気持ちいいか…あ?」

「…ッ…お前はど…うなんだ…よ…ッ……」

「すっげえ…気持ちいいぜ……」


中で光義が大きくなるのを感じると一気に訪れる射精感

光義は
背中を甘く噛んで、
舐めて、
赤い痕を無数に残した


「ん…真島…そろそろ…ッ……今日は一段と締まってて、もうイキそうだ…ッ…」

「…ッ…俺も…ッ……イクッ……ッ…、あッ…」

「んッ……ッ……、、、」

直後、
後孔からずるりと光義は引き抜き、その熱い自らの精液をたっぷりと俺の背中にかけ、俺もまたシーツを汚した…


********



「…また洗濯かよ、」

「お前が悪いんだぜ…いきなりバックで突っ込むから…」

俺が吐精し、汚したシーツを丸めてぶつぶつと言う光義



「……光義、」

「あ?」

「俺…来ねえほうがよかったか?」

「なに言ってんじゃあほ」

「洗濯もだけど…乾燥機や風呂まで借りちまって…」

「………なにらしくねー事を言ってんだよ…お前はいずれここで一緒に暮らすんだから遠慮すんなばか」

「……………は?」

「いーから嫁は黙ってまたシャワーに行ってこい!背中ベタベタだろうが…」




そう言って、
何を言っているのかよく解らなかった俺の手を取って再び、風呂場へと向かった…

シャワーのお湯が咬み痕に染みる…心地いい痛みだった





シャワーを浴びて風呂場を出た頃には、乾いた衣類が出されていて俺は髪を乾かして光義の部屋へと向かった




「光義、乾燥機サンキュ…な」

「おう」

「光義、」

「ん?」

「さっきの……いや、なんでもねー」



"一緒に暮らす"

どういう意味だったんだろう…




「真島……ずっと俺の隣りにいてくれよ……」



煙草を吸いながらテレビを観ている光義は、恐らくテレビになんて集中していない


「当たり前だろ、」


俺は黙って隣りに座り、
煙草に火をつけ
光義の肩に頭を預けた




end

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