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□ずっと一緒にいたいから
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ツイッターでお世話になっておりますらいちさんへ誕生日記念小説

迫田×蓮次の甘いピロートークです。





『ずっと一緒にいたいから』




「なー…蓮次?起きてるか?」

「ん…ああ、」


行為が終わって、裸のまま布団にくるまり俺はその余韻に浸っていた…



「お前…卒業したらどうすんだ?」

「ん…、なるべく兄貴の側にはいてやりてえからな…地元に残るかな…まだわかんねえけど…、」

「そうか…、」

「迫田は?」

「俺は…、お前といられれば…別にどこだっていいけどよ、」

「ははっ、」




蓮次は恥ずかしそうに笑っていた。

本当は、

一緒に暮らして、

お前の作った毎日飯食って、

同じ時を笑いながら生きてゆきたい…

そう思っているんだ…、


今はまだ言えない。


でもいつか、
伝えられたらいい。


ずっと死ぬまで一緒にいたい…と。

男同士の壁とかそんなの抜きにして、ただお前と一緒にいてえんだ…





「…………。」

「ん、迫田…どうした…?」

「れ、蓮次……あのっ、あのな………あの…」

「…………?」



まだまだ、

足りない。


お前を守る自信とか

当たり前だけど経済力とか

常識とか

学ぶことは山ほどあって、

やっぱり今はまだ…
言えそうにねえや…




"卒業したら、一緒に暮らそうか"



「迫田…?」

「えっ、あ…なに?」

「なんだよ、ボーッとして」

「あ、あのな…蓮次……いつかよ、その………二人でよ…こんな……い、家を…えと………」


蓮次はクスっと笑って、
俺の瞳をジッと見つめる。


「ああ…いつか第2の梅星一家を二人で作ろうぜ!」


「れ、漣次……、」

「なんだよ?不服か?」

「あ、いや……ああ!そうだな……」




いつになるかわかんねえけど、
蓮次とこの先もずっといられたらいい。


こうして休みの日は朝からセックスをして布団でダラダラ過ごして、
そんな平凡で幸せな毎日を過ごせたら…いい。




蓮次を見ると、
安心したようにまた眠りについて

俺は起きないよう静かに頬に約束のキスを落とした。



end

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