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□秘密の花園
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*性的表現有り、注意
『秘密の花園』
「秀吉?マサ?いるかー?」
ガラッと図書室の扉が開く。
無言で振り返るのは漫画を読んでいた秀吉。
「‥コメか、珍しいな‥どうした?」
「んーいや‥もし邪魔じゃなければ、たまには一緒に帰らねえかなって思ってな」
「ゼットンはどうした?」
「ゼットンとはもう一ヶ月もロクに話してねえよ‥受験の邪魔したくねえしな」
「そうか‥」
ドカッとコメは俺の隣りに座りテーブルに肘をついて、俺を斜めから見つめる。
「‥ん?なんかついてるか?」
「‥いや、何でもねえよ」
そんなに見られると気が気じゃねえよ。
結局、漫画には集中出来ず帰ることにした。
「ん、帰るのか?マサは?」
「ああ、マサは家の用事があってな‥先に帰った」
「そうか‥」と、席を立った瞬間。
椅子に足を取られて、コメが俺の方に崩れ落ちてきた。
「おわっ‥!」
細くてしなやかなコメの身体をグイッと腕で受け止める。
「おい、大丈夫か?」
「はぁ‥あぶねーあぶねー‥秀吉、サンキュな。」
上目遣いで俺を見上げるコメの吸い込まれそうな瞳に気を取られる。
やがて俺の視線はコメの瞳から唇‥首筋へと下降していった。
あ‥
これは‥
やべえな‥。
コメから離れようと、身体を引き離そうとするとコメは俺の首に腕を回して抱き着いてきた。
「‥コメ?」
「悪りぃ‥もう少し‥このままで‥」
「‥‥‥!」
俺は、コメは淋しいのだと察した‥。
元々、派閥を作らずにゼットンといる事を選び、一人でいる事を好むコメ。
恋人であるゼットンは受験に集中して最近はロクに話もしていない。
淋しいに決まってるよな‥。
俺は背中に手を回して、コメを抱きしめた。
これは、友情なんだ‥と言い聞かせて。
それからどの位、抱きあっていたんだろう。
コメの気が済むまでこうしていてやるか、と思っていたがさすがに埒外あかない。
「コメ‥大丈夫か?」
身体を離して、コメを見つめるとー
ふいに唇に触れる温かい感触。
ほんの一瞬、
触れ合う唇と唇。
「コッ‥コメッ‥?」
「悪い‥秀吉‥我慢出来なかった‥」
目を赤くしたコメが目線だけを反らして呟く。
依然、コメの両腕は俺の首に回ったままだ。
このままじゃやばい‥
俺の方がのまれちまう‥
ぷるぷると震えるコメの身体の振動が伝わる。
涙目になりながら、スリスリと俺の胸に顔を埋めてきた。
「コメ‥お前‥淋しいのか?甘えたいのか‥?」
そう言うと、
コクンと二度頷いて、俺の耳元でそっと囁いたー
「秀吉‥今日だけでいいから‥‥」
ジッと見つめるコメの視線は俺の身体を求める熱い視線。
俺はその視線から逃れる事が出来なかった。
自然と唇と唇が近付き、熱い口づけを交わす。
もう後戻りは出来ねえな‥。
何度も何度もキスを繰り返し口内で舌を絡ませ、ひとときの快感を楽しむ。
ふいにマサの笑う顔がチラつく。
その度に酷い嫌悪感に襲われるのだが、身体は容赦なく熱を帯びて、快楽を、もっと快楽を‥と求める。
「んっはぁっ‥コメ‥」
立ったままの姿勢でテーブルに寄り掛かり、コメは熱く硬くなった俺の自身を懸命に舌で奉仕する。
図書室に広がる蜜を吸い上げる音。
「コメ‥もういい‥これ以上やったら‥先にイッちまう‥」
ぷはっ、と俺の自身から離れたコメを立たせて後ろ向きにした。
テーブルに両手をついたコメの胸の突起を後ろからまさぐり、シャツを剥がして首から背中にかけて赤痣をつけ愛撫する。
「ああっ‥はぁっ‥」
へぇ‥コメ‥そんないい声出すんだ‥
その艶のある低音に酷く興奮を覚えた。
胸の突起をまさぐった手を下降させ、ズボンのバックルを外してズボンと下着をずらす。
「なんだ‥コメも‥もうこんなに勃ってるじゃねえか‥」
ギュッとコメの熱くなった自身を握ると先走る蜜がドクドクと溢れ出す。
「ああっ‥秀吉‥そんなに動かさ‥ないで‥」
溢れた蜜をローション変わりに蕾の周りに塗りたくる。
「ほら‥コメ、もっとケツ上げろ」
「んんっ‥はぁあ‥な‥んで‥立ちバックなん‥だ‥よ‥」
「床やテーブルだと背中が痛くなるだろ」
「ん‥」
後ろ向きになり、腰を浮かせた蕾にチュッと口づけ、舌で舐めあげてやるとコメは一段と高い声で鳴き喘いだ。
「んはぁあああっ‥やっ‥秀吉‥やめっ‥」
「へえ‥コメ‥ここ舐められんのがいいんだ?」
「ぁあ‥秀吉‥も‥挿入れて‥」