ちょっと休息する
□獄寺 雨の日
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6月は雨が超つづく日 じめじめしていて この季節が好きな
人はあまりいないだろう
時雨は朝から天気予報をチェックしていた
1 今日は雨も降らずいい天気の晴れになるでしょう
おでかけの際のカサは必要ない日となります
時雨 おー ラッキー☆ って時間ない！？
いそがないと遅刻するぅぅぅ いってきまーすっ！
…1 ですが午後からはくもりになるので
雨が降るかもしれません
折りたたみのかさを持っていくとよいでしょう
時雨 あー…憂鬱
授業なんてたいくつだなー…とつぶやきながらも ノートをうつす時雨
隣の席が隼人だったらな…と考えていた
時雨と 獄寺はクラスがちがい 時雨は2-Bなのだ
だから移動教室などがつづくと なかなか会えなくなるのだ
放課後
時雨 うわー…雨ふってるな…天気予報外れたし…
窓から獄寺たちが帰ってるのがみえた
本当は獄寺と帰りたかったが…かさのない日向は
あきらめるのだった
あめが止んだらすぐ帰ろうと生徒用の玄関のベンチにすわってまっていた
時雨 …なんか疲れたー座りながらちょっと寝るか… おやすみ
時雨は全てをシャットダウンし眠った
気がついた時 獄寺にお姫様だっこをされていた
時雨 うわぉっ‖ びっ…びっくりした…
獄寺 お前 もう7時…ったく何時まで
寝てんだよ
時雨 え？まじで？ そんなに寝てたのか…
獄寺 おめーカサないからやむまでまってたんだってな
時雨 なんでそんなこと知ってるの？
獄寺 やっぱそーかよ てめーのことだしな止むまで待ってる
だろーと思ってた
時雨 …
獄寺 …よな
時雨 ？
獄寺 カサがねぇなら ねぇって言えよ 俺はおめーの彼氏なんだし
それに…こういう時ぐらい 一緒にいたいし‖
時雨 …‖うん あのさ そろそろおろしてくれない？
獄寺 おろさねーよ‖俺と帰ってくれなかった罰だからな‖
時雨 …‖
時雨は家につくまでおろされなかった…
エンド
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