夢小説【複数主】

□第2話 いつもの日常
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立海大付属中

男「オイッ聞いたか?また優勝したらしいぜ」

男「マジ強くなったよな。女子テニス部も男子テニス部も」

男「ぁあ・・・女子テニス部にいたっては、入学してからすぐ三年の先輩方に試合を申し込んで辞めさせたらしいし」

男「おっかねぇよな」

3-C

?「ぁぁあああああ!!!」

3-Cの朝は1人の女子生徒の叫び声によって始まる

五「ッ煩い!淡島!もっと静にしなよ!」

女子テニス部副部長
3年生 五十嵐樹

鷹「そういう樹も十分煩いよ」

女子テニス部
3年生 鷹乃呉葉

五「うっ・・だっ大体!何故いきなり大きい声を出すんだよ!」

淡「だって!だって!燐があたしのお菓子食べたんだもん!」

女子テニス部
3年 淡島澪

仙「全く・・・楼ヶ崎さん。ダメでしょ?勝手に淡島さんのお菓子を食べては」

女子テニス部
3年 仙崎珱子

楼「アハ八ッ美味しかったよ。お菓子♪」

女子テニス部
3年 楼ヶ崎燐

淡「うぅっ・・返せ!!うちのお菓子!!」

   淡島はそういうと楼ヶ崎に飛び掛る

   ぎゃーぎゃーぎゃー

五「ッ〜あんた等!いい加減n」

鷹「そういえば、霧夜はどうしたの?」

   鷹乃が口にすると仙崎が淡島と楼ヶ崎と仲裁しながら

仙「ぇえ・・霧夜さんは「眠いからサボる」といって何処かに行ってしまいましたよ??」

   すると、楼ヶ崎は笑いながら

楼「ふふっ、大方霧夜のことだから男子テニスコートだろうね〜。」

淡「なんで分かるんだよ?」

  淡島が聞くと鷹乃は「ぁあ・・そういうことか」と言った

仙「今頃、木の上で男子テニスコートでも覘いていることでしょうね」



  その頃・・・

夜「イックシュッ!!」

  木の上で一人の少女がくしゃみをした

夜「ぁ〜・・噂か??」

    女子テニス部部長
   3年  夜月霧夜

  夜月が鼻を啜ると下から

桐「部長〜!!」

    女子テニス部員
   2年  桐島茜

夜「何してんだ?桐島??」

   夜月が桐島を見下ろしながらきくと桐島は笑いながら

桐「えへへっ。偶々部長が見えたから」

夜「そうか・・っていうかお前がいるとバレるから・・・ってヤベッ」

桐「えっちょっ!!」


男子テニスコート

幸「・・・「む?どうした幸村?」真田・・・」

真田は幸村の視線の先の一本の木を見る

真「あの木がどうかしたのか?」

幸「・・・」

幸村は木を見たまま

幸「真田・・・テニスボールを貸してくれないか?」

真「あっ・・・ぁあ」

真田は優にボールを渡した

パァァアアンッ

幸村はボールを思い切り木に向かって打った

幸「・・・(やっぱり気のせいかな?)ごめん真田。行こうか」

真「?うむ」

そう言って歩き出した時

スパァァアアンッ

幸「!?」

幸村はラケットでその打球を受け止める

真「幸村ッ」

幸「ッ」

幸村を襲った打球は、さっき幸村が打ったボールだった

真「このボールは」

幸「フフッ・・・」

幸村はボールを見つめるとボールを手に取り歩き出した
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