memo


◆もうすぐバレンタイン [追記]

エリック・サティの楽曲からタイトルを拝借しました今回のお話。
「Je te veux」は「おまえが欲しい」という意味です。

お読み下さった方が、もし「ここで終わるんかーい!」と思ってくださっていたら嬉しいなあと思います。ちなみに私は、自分で自分に「ここで終わるんかーい!」と思っています。
ので、この先どこまでどうなる想定で書いた話だったのかというのを、こちらで少し、書かせて頂こうかなと思います。

えー、なんといいますか、というか、ナニとはいいませんが、「もしやこのままご卒業!?」という予感がしなくもない終わりだったかと思います。結論から言います。「卒業しません」。です。はい。

第一のガッカリポイントはスルーできた陽介さんですが、世の中そんなに甘くないです(謎目線)。夢主が示した部分には結局なかなか踏み込めず、そうじゃないところにばかりキスなどしながら、葛藤丸出しでいる間に、夢主がこらえきれなくなって笑い出して、いつものように笑い話で終わっちまう……んじゃないかと。
ガッカリで、残念だけど、ふたりともちょっとホッとしながら、ベッドの上できゃあきゃあじゃれていればいい! と思います! 私はそういうのが好き!!

とまあ、そんなのは置いといて、ふたりとも、その場の雰囲気だけでハードル越えていけるタイプじゃないと思うんですよね。「する」となったら、事前にちゃんとお互いの気持ちを確認した上で進んで行くんじゃないかなと思っています。

ついでに言うと、時間軸的にこの後になる短編「スイカズラ」でも、まだそういう関係じゃないと思って書いています。今日の話が一月末か二月頭くらいで、スイカズラは六月中旬くらいの話なので、まだまだしばらくは、じりじりと親密さを上げつつも、ひたすらじゃれてるだけのふたりだと思います。実家暮らしの高校生だと、そもそもそうそう都合のいい機会がなさそうですし。
それでも、ずっと我慢してるようなふたりでもないと思うので、夏休みくらいには、わりない仲になるんじゃないかなあ。

あ、あと、お話の中で話題に出ていたイブにケーキを買っていく番長は、HERMIT続編の「あのね」、夢主が陽介のシャドウ(のようでシャドウでないもの)に押し倒されているのは「 その日 朝」です。合わせてご覧頂くのもよいかな〜と思います。
もし矛盾点など気付かれましたら、そっと教えて頂けたら嬉しいです。
ご感想なども、もしございましたらどうぞお気軽にお送りください。とても励みになりますので!
clap

では、蛇足のお話はこれまで。
お読みくださり、ありがとうございました!


2023/02/04(Sat) 17:25

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