memo


◆クマ夢3 

本日は夜に更新。
こんばんは、あづまです。

梅雨と前後して、各地で豪雨が猛威を奮っておりますが、みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか。
私の住まいはおかげさまで被害もなく、元気にしています。

以前、murmurで「息子のクラスの学級文庫選ぶ係になっちゃったよー」と狼狽えておりましたが、先日ついに選書に行って参りました。
私の弱音にありがたいアドバイスを下さった方々のおかげで、「休み時間に手に取りやすいような本を選ぶ」という方針もバッチリ。90分で80冊選ぶという時間制限も、まあ余裕でしょと思って臨んだんですが、実際はなかなかのタイムアタックでした……。

理科系や社会系の本は、図版の見やすさや情報の見て取りやすさなどパッと見で選べるのですが、絵本や物語は内容を吟味しだすと時間がいくらあっても足りず……。最後の10冊くらいはタイトルと装丁を頼りにジャケ買いするような感じで選び、もはやどんな本を選んだのか記憶にないほどです……。

そろそろ子どもたちの教室に配備されるはずなので、息子にそれとなく評判を確かめてみようと思います。
子どもたちが本に手を伸ばす機会が、一度でも増えてくれたら嬉しいなあと思っています。

さて、本日更新のお話は、まさかのクマ夢三本目です。
かつては一本だって難しいと思っていたのに、分からないものです。

先日のクマ夢二本目「コギト・エルゴ・スム」を書きながら謎多き熊田くんに思いを馳せ、アップしたそのあとも何となく考え続けていたところ「名前がないならつけたらいいんじゃない?」「名前変換機能が活かせるんじゃない?」と天啓が下りまして、こんな話になりました。

夢主は前の子と同じと見て頂いても、別人と見て頂いても、どっちでも大丈夫です。性格はちょっと違う感じになっていますが、「知りたい」気持ちが高まりすぎてちょっと暴走気味……と見れなくもないかなと思います。

変わった趣向の話になっており、かつ原作で(もしかするとあえて?)言及されずにいる部分に踏み込んでいる内容です。
お気に召さない方もいらっしゃるかと思いますが、もしどなたかのお口に合えば幸いです。


2023/06/12(Mon) 22:20 

◆クマ夢2 

五月末日にこんにちは、あづまです。
なんとなく「月に二本くらいは書けたらな…」と常々思っているのですが、今月もなんとか達成できました。
すべり込みセーフ。(ssに近かった「あめ」はノーカンで)

書きたいけど書けないな、と思っていたクマの夢。
去年ふと思いついて一本書いて、でももう書けないなと思っていたクマの夢。
なんと、二本目が書けました。

P4Gリマスターを遊んでいたら、夏休みの終わりに菜々子の宿題を手伝っているところにクマ(と陽介)がやってきて、「ことわざ」の課題に対し、クマが「我思う、故に我あり!」と言ったんです。
え、そんな難しい言葉、どこで覚えたんだろう、と思ったところから、今回のお話を発想しました。
時期的に、モロキンが遺した期末テストにデカルトが入ってたと考えるのが妥当かなと。ゲーム原作内で考えるなら、陽介がその勉強をしているのに横からちょっかいかけて覚えたってところかなと思いますが、そこは夢書きなので、それをクマに教えた女の子がいてもいいんじゃないかと思って、こんな話になりました。

お口に合えば幸いです。
追記に蛇足あります。
あづまの思い出話の含まれる、マジの蛇足です。それでもよければどうぞ。


[追記] (2023/05/31(Wed) 17:43)

2023/05/31(Wed) 17:43 

◆単発短編 

こんにちは、あづまです。
あれよあれよと五月になってしまいました。
ようやく花粉が失せましたが、今度は紫外線が凶悪ですね。気の休まる暇がない……。
新生活の疲れも出る頃、どうぞみなさま体調にお気をつけ下さい。

さて、気がつけば前回更新からひと月ほど。大きな動きがない中でも、ご訪問、ご閲覧、拍手などありがとうございます。
新年度らしい慌ただしさの中で、ちょこちょことP4Gを進めつつ、単発の短編を書いていました。
今日の更新は、クレーンゲームでなかなかジャックフロストが取れず、何日も沖奈に通う中で、ふと思いついた話です。

単発の短編の発想は、「ん、この辺からP4世界に入り込むことができそうだぞ?」という隙間を見つけた時に浮かんで来ることが多いです。ファミコンゲームのバグ技探しみたいな(古)。

「好きなキャラと心通わせる話が見たい」と共に、「好きな物語の中に入り込みたい」というのも、私が夢で二次創作をする大きな理由です。
通れそうな隙間を見つけたら、そこに道をつけられるのはどんな子だろうかと考える。今回の夢主は、ちょっとしたコンプレックスを抱えている人になりました。

番長よりも、夢っぽい甘いあれこれよりも、「この夢主はこうやって番長とお近づきになって、こんなこと考えて番長に落ちましたよ!」っていう説明を書いてるようなものなので、なんかこう、夢を読みに来て下さったみなさまの期待に、果たして応えられているかどうか……。

けどまあ、私が書くものはずっとそう(説明がち、甘くない)なので、通って下さっているみなさまは、きっと先刻ご承知のはず。
なにより、私自身が「この道はこれで相成った」と思えているので、あとはもう粛々とお出しするのみです。
もしもお口に合えば幸いです。

追記に今回のお話についての蛇足あります。


[追記] (2023/05/01(Mon) 12:58)

2023/05/01(Mon) 12:58 

◆記念日 

こんにちは、あづまです。
本日(4/8)、サイト開設11周年を迎えました。

memoを見返すと、昨年の今日には、10周年を祝いつつHERMIT続編の一本目(IT'S A LONG WAY)をアップしていたようです。

年々一年が短くなるように感じていますが、こうして振り返ると、一年前はHERMITも完結しておらず、新作もろくにない状況で、それからするとずいぶん遠くにきたものだと思います。
たくさん書きました。本も作りました。夢垢も始めて、他サイトに作品を再録したり、新しいこともたくさんしました。

11周年などと言っても半分は冬眠していたようなサイトですが、ここ一年に関しては「二次創作やってる」って胸を張れるくらいの活動ができたかなと思います。

しつこいほどに常々申し上げていますが、それもこれも支えて下さるみなさまがいて下さってこそです。
いつもご訪問、ご閲覧、拍手、コメントなど、ほんとうにありがとうございます。

また来年もこうして祝うことができるように、12年目も引き続き精進していきたいと思います。
よろしくお願い致します。


以下、本日更新のお話について。

当サイトで一番読まれている短編「第二ボタン」に続く、ボタンネタ第二弾です。

そもそもは単発の夢主と陽介の話にしようと思って長く温めていたのですが、murmurに「HERMIT夢主と番長がお互いを陽介のパートナーと認めて頼りにしている」という小ネタを投稿したあたりから、HERMITの続編として形にできるのでは?と思い始め、晴れてこうして一本のお話になりました。

珍しく明るい陽の光の下のふたりです。
恋人同士になって、関係も周囲に公表して、新しい春を迎えたふたりなら、お日様の下でも臆することなく気持ちを通わせてくれるかな……と思って書きました。きらきら笑って手を繋いで通学路を駆け抜けて、夢主のちょっとしたアピールなんか目じゃないくらい、カップルだってところを見せつけてやってくれ〜。

HERMITの書き出しで、昇降口で絵馬を手にした夢主に予感を与える存在として仲睦まじいモブカップルを登場させたのですが、ほぼ一年後に夢主自身がその場所に辿り着きましたよと、そういうアンサーみたいな話という側面もあります。「あんな関係いいな」「素敵だな」と周囲の人たちを刺激するような、そんなハッピーなふたりであってくれたらと思います。

実はボタンネタはもうひとつ温めてるのがあるのですが、それもまたなかなか孵りそうにない話で……。
いつの日か、今回のようになにかのきっかけを掴まえて形になってくれたら嬉しいです。
でもボタンで三本書いたら、さすがにやりすぎ……?

今回の話には「春」とタイトルをつけたので、春夏秋冬のふたりを揃えてみるのもいいかもしれません。
とにかく、なにかしらはまた、書いていきたいと思います。


2023/04/08(Sat) 11:35 

◆春ですね 

こんにちは。あづまです。
桜の花も咲き初めて、汗ばむほど暑いかと思えば、凍えるように寒い日もある今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私はおかげさまで元気です。花粉がちょっとアレですが、元気です。

さて、本日は三月二十日。P4では番長が旅立ちを前に挨拶回りをする日です。
条件を満たせば、真エンドへの扉が開かれる日。

HERMITのふたりで、その日にまつわる話を書きたいと思って、書きました。
どういうわけか、今までで一番遠い未来のお話になってしまいましたが、真ボス戦そのものを描くのはちょっと違うな…と思っていたので、自分としては満足しています。結婚おめでとう。といっても、結婚一年目〜二年目くらいの、新婚さんとは言えなくなったくらいの時期を想定して書いているので、祝うのもちょっと遅いかなって感じですが。

ご夫婦ならこれくらいはね…と思って、いつもよりイチャイチャさせてみたりもしました。といっても、基礎値が低い上での当社比の話なので、中途半端に思われたらすみません。でも自分としてはこれくらいのさじ加減が好きです。

そして、無意識に書いて、書き上げてから気づいたのですが、またこのふたりは薄暗いところで話をしてますね…。そして飲み物を飲んでいる…。
私は、あまり極端な嗜好は持ち合わせないつまらないオタクで、夢小説が好きってこと以外、あまり癖(ヘキ)と言えるようなこだわりもないと思っていたのですが、ここまで重なると、これもまた単なる好みを越えたある種の癖なのでは?という気持ちになってきました。

あるふたりが、心を通わせようとして薄暗いところで訥々と話す。
話をするふたりの間に飲み物がある。
そういうシチュエーションが大好きです。

でもHERMITのふたりが薄暗いところで飲み物飲みながら話すのは、さすがにこれが最後かなー。(フラグ)
ずいぶんたくさんそういうシーンを書いた気がします。大好きなシチュエーションを書かせてくれるふたりが大好きです。(手前味噌)
絵に描いたりもしてみたいところですが、画力が足りない。誰か……。(他力本願)

と言うわけで、私がそんな話をいそいそと書いている間にも、ご訪問、ご閲覧、拍手、コメントなどありがとうございました。
大変励みになります。とても救われています。
魔の春休みが控えていますが、めげずに書いて、またあまり間を置かずに更新できたらと思います。

それでは、また。


2023/03/20(Mon) 16:04 

◆花粉辛いけど元気です 

こんにちは、あづまです。
いつもご訪問、ご閲覧、拍手、コメントなどありがとうございます。

murmurにも書きましたが、このところ絶え間ないほどになにがしかのリアクションを頂いておりまして、とても嬉しく思っています。――いや、嬉しい反面少し怖くもあるような、でもやっぱり間違いなく嬉しくて、でも……と春らしく情緒を乱されております(笑)

さて、今日は久しぶりに番長の夢を書いてきました。
それがなんと、未完の長編「往復書簡」の未来軸。なんてこった!

本編完結してないのにその後の話とか、横紙破りにもほどがあるんじゃね? という認識は、ちゃんとあります。
でも、去年「HERMIT」の更新を再開したときにも、同じように完結前に未来軸の話を書いたりしていたので(「ふたりの時間」「スイカズラ」など)これはもう、なんというか、私という人間のしょうがなさなのではないかと思います。

おまえはそういうヤツだよな! って、笑って下さる方がいらっしゃれば救われます。気にせずお楽しみ頂けたなら幸い。どなたかのお口に合ったとしたら、さらに嬉しいです。

追記に、新作の内容に触れる覚え書き。
もろもろご了解の上、よろしければご覧下さい。


[追記] (2023/03/07(Tue) 23:19)

2023/03/07(Tue) 23:19 

◆十年ごしの 

こんにちは。あづまです。
murmurにちらっとほのめかした短編、あれよあれよと仕上がったので、更新しに来ました。
あと二日なんだからバレンタイン当日の更新でもいいかなと思ったのですが、またしても、バレンタインをネタにしながらも、バレンタインに期待されるようなことは何も起こらない話なので、もったいぶっても仕方ないかなと……。

昔書いた短編「かわれたい」の約十年越しの続編となりました。「かわれたい」のアップ日を確認したら、2013/6/6だったので、ほんとに十年です。我ながらびっくり。
完全に単発の短編として書いたので、続きが発想できるとは思いもしませんでした。こういうことがあると、なんだかんだと辞めずに続けてきて良かったなあと思います。

先に書いたとおり、チョコがらみな割に糖分の薄いお話ですが、もしお口に合えば嬉しいです。それではみなさま、よいバレンタインを〜。


※追記に、今回更新のお話の蛇足。よろしければ。


[追記] (2023/02/12(Sun) 15:59)

2023/02/12(Sun) 15:59 

◆もうすぐバレンタイン 

早いもので二月。まだまだ寒いですが、春の使者の訪れ(花粉)もまた、感じている今日この頃です。
今年は飛散量がずいぶん多いとのことで、今から戦々恐々としています。みなさまの中にもお仲間がいらっしゃるでしょうか。GW頃まで、お互い強く生きましょう……。

さて、いつもながら、サイトへのご訪問、ご閲覧、拍手などありがとうございます。リマスター版発売の影響でしょうか、近頃は日々まとまった数のアクセスをいただいておりまして、大変ありがたく思っています。
「HERMIT」が特に読まれているようで、これまではどちらかというと番長夢の方がアクセスが伸びやすかったものですから、それもまた嬉しく思っています。
番長も夢を見るくらいに好きなキャラクターなのですが、やはり大本命は陽介なので、同志の気配を感じるとウキウキしてしまいます。かっこいいですよね、陽介!! いいですよね、陽介!! 隣に立ちたい!! 

で、今日はまた、その「HERMIT」軸の短編を書いてきました。

芽吹きの季節に近付いてきたからなのか、「とにかく、なにか、書きたいんだぜ!」という衝動に激しく駆られまして、形になりそうでなってなかったネタや、季節の空気なんかを一緒にグツグツしてみました。
原作ゲームの時間軸を離れた(HERMITは無印P4軸です)お話を書く時は、自分の妄想の比重が割り増しされるので、これでいいのだろうかといつも以上に悩みます。そしてこれもまたいつもの如く、仕上げの段階で読み込みすぎて、もはや旨味が分からない……という状態にもなっています。
ので、果たしてお楽しみ頂けるかドキドキですが、もしお口に合いましたら嬉しいです。

今年の大目標は「往復書簡」の完結なのですが、折良くリマスター版が発売されたこともあって、そちらをプレイしつつ、じっくりと見直しをしてから書き始めよう……と思っていますので、気にかけて下さっている方には申し訳ありませんが、そちらの更新はいましばらくお待ちください。

リマスター版プレイは、雪子の救出まで進んでいます。
ネタを拾いメモに書きながら遊んでいるので、遅々とした歩みですが、数年振りのプレイでも全く色あせることなく楽しいP4は、やはり素晴らしいゲームだなあと認識を新たにしています。
菜々子と同じ年頃の子を持つ身になった今回は、堂島家周辺のエピソードが以前より深く刺さります。登場人物がみな丁寧に作り込まれているからこその受け取り方の変化で、やはり良いゲームであり、自分が十年沼っているのも無理からぬこと、と思いました。

では、本日はこのあたりで。季節の変わり目、みなさまどうぞお体ご自愛ください。

※追記に、今回更新のお話の余談を載せています。よろしければ。


[追記] (2023/02/04(Sat) 17:25)

2023/02/04(Sat) 17:25 

◆卯年 

こんにちは、あづまです。
松の内も明けましたので、あらためてのご挨拶は控えますが、どうぞ本年もよろしくお願い致します。

東京は、うららかな日の続く、とても穏やかな新年となりました。
感染症の影響で帰省をしなくなって数年。自宅での年末年始の過ごし方もだいぶ身について少し余裕が持てたので、元旦にサイトを更新したりしました。ありがたいことに早々にご閲覧やコメントを賜り、幸先の良い一年のスタートとなりました。

時期も過ぎましたので、拍手お礼として載せていた話は「Hermit短編」に移動しました。名前変換も可能になっています。かなりライトな、本当になんてことのないワンシーンのお話ですが、お楽しみ頂けていましたら幸いです。

陽介の初期装備の「プレーンリング」には結構夢を見ていて(リングしてる男の子なんて、私が学生の頃には完二くんみたいな厳つい感じの子しかいなかったので、ファッションで身に着けているであろう陽介がすごくお洒落さんに思えた)、少し前の私だったらきっと、もっとドッシリとした重い話を練り上げようとしたんじゃないかと思います。で、たぶん形にならない。

今回、自分で思っていたより中途半端な形にはなりましたが、流れの中でなんとなくリングの話が出て、ふんわりとまとまっていったのは面白い体験でした。こういう話を「足りない」と思うことなく、肩肘張らずに書けるようになったことに、自分の心境の変化を感じます。

うさぎ年なのでそこここで「飛躍の年に」と言われているのを耳にします。私にとっては去年がとても劇的にステップアップした年だったので、今年の跳躍がそれに勝ることはまずないと思いますが、それでも着実に物事を進め、また少しでも成長する一年にできればと思っています。

成長と言えば!
一昨日またひとつ年を取りました。

一年に一度のことだし!と恥も外聞もなくTWITTERで図々しくアピールし、たくさん構って頂いたのですが、それが嬉しかったのでこちらでもやらかしたいと思います!
あづまのTWITTERは別に見てないぜって方もいらっしゃるかと思いますし!

というわけで、もしよろしければ、この機会に拍手やコメントなど頂けたらとても嬉しいです。
こちらからは絵文字を送っていただくこともできます。かわいくて気に入ってるので、お気軽にぜひ〜!!


2023/01/08(Sun) 15:33 

◆よいお年を 

こんにちは、明妻です。
昨日からまた一段と寒くなりましたね。地域によっては大雪に見舞われているとのことですが、みなさまのお住まいではいかがでしょうか。どちらのみなさまも、どうか温かくしてご安全にお過ごし下さい。

さて先日の更新後も、ご訪問、閲覧、拍手などありがとうございました。新しく書いたものを上げるのは久しぶりでしたが、ご反応頂くことの嬉しさを再確認できました。いつも本当にありがとうございます。

今日は「あと一本」と言っていたお話が書けたので持ってきました。今年の書き納めとして年内に上げたいと思ってはいたものの、間に合うか甚だ疑問でしたし、一度は諦めかけたのですが、いろいろと良い巡り合わせもあって一気に仕上げることが出来ました。ありがたいことです。

PQネタ三部作の最後であり、HERMIT短編のバステシリーズの三作目とも思っています。いつもよりはちょっと糖度が高め……? なような気がしますが、相変わらずそういうシーンよりその前の助走とかその後の締めとかの方がクドクドと長いです。自分としてはこれで満足ですが、読んで下さる方のお口に合いますかどうか。
少しでもお楽しみ頂けたり、よしんばキュンとして頂けちゃったりしたら、とても嬉しいです。

これで、HERMITのお話は一区切り。そして、長編軸としても単発短編としても、ある程度形になっていたネタは全て出しきりました。
とはいえ、もう書くものがないぜ! なんてことはなく、来年は「往復書簡」を仕上げるのを目標に頑張ろうと思っています。折良くP4Gリマスターが発売されるので、それを遊んでおさらいしながら、あちらのふたりの着地点を探っていけたらと思っています。
あとは、夢本ご購入者の方からリクエストがあれば、それも頑張りたいです。何か思い付かれた方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。

今年はとても充実した、実りの多い一年でした。ほんの一年前には何ひとつ進められない状況だったのが信じられない程です。じっとその時を待って冬眠し、ついに目覚めた動物たちが春を謳歌するように、貪欲に動いた一年でした。
季節はいつか巡るもの。時と共に状況が変わり、また眠りにつかなければならない日も来るかも知れませんが、それまではなるべく長く、書き続けていけたらいいなと思っています。

いつもこちらにお運び下さりありがとうございます。
どうぞお体に気をつけて、みなさま良い年をお迎え下さい。
来年のリマスター発売で、P4の夢に沼る人が増えることを願って。

あづま


2022/12/19(Mon) 16:49 

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