12/23の日記

17:56
佐都さんへ
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佐都さんへ

お久しぶりです〜!お元気そうで良かった!
きっととてもお忙しい中、お読み下さり、さらにご感想までありがとうございます。
とっても嬉しいです!

内容もまた、いつもながらありがたさに充ち満ちておりまして、一足早いクリスマスプレゼントを頂いた気分です。
月森くんと夢主の一年を、温かく慈しみを持って見守って下さりありがとうございます。花の例え、さすが佐都さんという感じで素敵でした。

結末に「満ち足りた」と仰って下さったこと、そして「往復書簡」が「ちゃんとP4らしい物語」だったと評して下さったこと、とても嬉しいです。というか、盛大にホッとしています。
以前もお話したかと思いますが、手紙という形で文章を書こうとすると「書けない」部分も多くてですね…。さらに物語が収束する大きなうねりみたいなもののスピード感も加わって、ここ端折って伝わるのかな…とか、ひとりよがりになってないか…とか、かなり悩ましかったので…。

月森くんが「これは帰りたくなる」と感じて下さったこと、「おかえり」を受け取った時の月森くんの気持ち、夢主の綺麗なだけじゃない恋心と、そこに私が託した「P4らしさ」。そうしたものを今回も余すところなく汲み取って下さってありがとうございます。
佐都さんと夢創作の好みの傾向が似ているというのは、私も常々感じていました。お相手に安らぎをもたらす夢主、おかえりと迎えられる関係、いいですよね!

何があろうと必ず帰ってしまう月森くんについても、拾って下さりありがとうございます。
佐都さんの陰謀論、とても面白い着眼点で超楽しく読ませて頂きました。
番長のご両親って語られてなさすぎて空気のように感じていたんですが、想像の余地が大きいというのは確かにそうですね。
ふたりとも仕事してるっぽい(?)のに、ふたりが一緒に海外転勤なのも、なんというか、秘密組織の香りある(笑)。

当時学生だったという佐都さんの、「親の意向なら仕方ない」と「都会の方が入試に有利」というご意見も、とても参考になりました。
確かに学生にとってそのあたりは大きい重しですね。年ごとに忘れていってしまう感覚なので、思い出させてもらってありがたいです。

ゲーム内では、クリスマスパーティのあとに「帰ること」についての言及がありました。以前のプレイではあまり意識していなかったのですが、今回は「約束だから」という選択肢を、個人的な思い入れと共に迷わず選びました。
漫画版の瀬多くんは「両親と向き合うために」帰りますし、夢であるかなしかに関わらず、創作できる余白が多いところもP4の魅力ですね〜。

あらためまして、「往復書簡」を見届けて下さりありがとうございました。
今年の年末年始はどうやら暖かそうですが、佐都さんもご体調にお気をつけて、よい年をお迎え下さい。

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