09/17の日記

16:25
9月17日 佐都さんへ
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佐都さん、こんにちは。このたびも新作へのコメントありがとうございます。

Twitterを離れた今もこうしてすぐに更新に気づいて下さり、いち早くご感想を下さったことに大変感動しています。しかも、なんて温かいお言葉を連ねて頂いたことか!
今作は特に、ぜひ佐都さんに読んで頂きたかったので、なおのこと嬉しかったです。お話、気に入って頂けて良かった。

いつもHERMITのふたりを温かく見守って下さりありがとうございます。二次創作という独り相撲の土俵にある中で、自分以外にもこんなにもふたりに心寄せて下さる方がいるということに、とても救われています。書くことの大きな原動力です。

佐都さんも目を留めて下さった、性愛を描いたシーン。
これが書けたのは、まさに佐都さんのおかげです。

せっかく夢書きになったのだから、推しのそんな姿も書いてみたいけれど、性的な表現を発信することには多大な抵抗を感じる…。そんな私の前に、去年、佐都さんという花村夢書きさんが現れて、「好きな女の子と幸せなHをする花村」を描いて見せて下さった。
それに刺激を受けて、やっぱり自分もいつか書いてみたい、でもやっぱりできそうにもない、だけど…ともだもだしていたところに、「Gimmme!(続編)」が投下され、豊富な語彙をもって紡がれる、そのまごうことなき「官能小説」を拝読したときに、大変感動すると同時に「あ、これは自分には書けないな」とストンと腑に落ちました。
性愛を描き出そうとする情熱も、素養も、私にはまるで足りない。そして、一度はすっぱり「自分にえっちなのは書けない」と納得したんです。

ところが、「花村のえっちなのは佐都さんが書いてくれる。だから、私は私に書けるものを書こう」と、そう清々しく思い切ったとたん、HERMITのふたりの初夜のイメージを含むネタが湧いてきて、そしてなぜか「書けるかも…?」という気になったんです。私は私なりに書けばいいのではないか、書きたいように書けばいいのではないか、と。奇々怪々、摩訶不思議、人間の心理。

でもなにか、そういうものがすべて、巡り合わせというか、創作人生の中のここだ!というタイミングだったのだろうなと、今は思っています。そして、そのトリガーは間違いなく佐都さんなので、今回のお話が書けたのは本当に佐都さんのおかげです。ありがとうございます。

とはいえ、書ける気になるのと実際に書くのとはまた全然違うもので、私なりに私の好きなさじ加減で書いてはみたものの、読み手さんから見たらどうだろうかと悩む気持ちは果てしなく。こんな半端な描写ならない方がいいのかなあ、などと考えたりもしたのですが、他ならぬ佐都さんに手放しで褒めて頂けたので、今とても嬉しく、ホッとしています。

きれい、と評して下さって、ありがとうございます。
確かに私は、生々しいものや激しいものに目を向けず、なんでも綺麗事にしたがるところがあります。それを以前は自分の表現の深みのなさと捉えてコンプレックスに感じていましたが、先述のように「私は私の書けるものを書こう」と思った時から、それが私のスタイルと思えるようになりました。
なので、「きれい」と言って頂けて嬉しかったです。そして、私もまた、生々しいものや激しいものも含めて人間丸ごとを描き出そうとする佐都さんの姿勢に憧れています。対比になるものが描けているからこそ際立つ、鋭さのある「きれい」。もしかすると、性愛以上に私には書けないものかもしれません。
私こそ、佐都さんの作品にいつも心を動かされています。

いやあ、なんとも激重な返信ですみません。我ながら胸やけしそうな文章。
佐都さんの心身を害さないことを願うばかりです。

R15なシーンの他にも、冒頭から浴衣、お祭り、ラストシーンとたくさん目を留めて下さって、そちらもありがとうございます。特に「りせちー」についての部分は、捏造満載の未来軸を書く中で、原作につながる部分や陽介の「らしさ」をうまく出せたかなと思っていたので、気づいて頂けて嬉しかったです。

ほんとうに、いつもいつもありがとうございます。
私もまた、自分も満足でき、佐都さんにも喜んでもらえるようなお話が書けるよう、精進していきたいと思います。
佐都さんの次のお話も、楽しみにしていますね!
サイトのつぶやき拝見しながら、次はこんな感じのが来るのかな…?とか、勝手に期待しています。まだまだ暑さが続くようですので、どうぞお体ご自愛下さいませ。

それでは、ご感想誠にありがとうございました!

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